2019年4月26日に公開された映画『アベンジャーズ／エンドゲーム』。本作のラストシーンを描いたアートが話題となっている。
『アベンジャーズ／エンドゲーム』は、最凶最悪の敵サノスによって、人類の半分が消し去られた世界が舞台。最強チームのアベンジャーズは、わずかな希望を信じて再び集結。アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソーたちに残されたのは、最強の絆だけ。“今はここにいない”仲間のために、最後にして最大の逆襲が始まるという物語。世界的にヒットし、映画史における歴代興行収入1位を獲得した。
グラフィックアーティストのBoss Logicは、『アベンジャーズ／エンドゲーム』で壮大な最終決戦に挑むシーンのヒーローたちにマスクを着用させ、医療現場のスタッフへと変身させた。
クリス・エヴァンス演じるキャプテン・マーベルのほか、クリス・ヘムズワース演じるソーなどが医師になっているのが分かる。
ASSEMBLE! 🏥 ❤️@Russo_Brothers @ChrisEvans @chrishemsworth @RobertDowneyJr @MarkRuffalo @MarvelStudios pic.twitter.com/zmMVyW2s3w
— BossLogic (@Bosslogic) April 2, 2020
このアートは、新型コロナウイルスの感染拡大のなか、医療現場で第一線で働く人たちに敬意を表し、作り上げたとものだいう。この投稿に「まさに今、エンドゲームのような状態だよね」「ヒーローやヒロインとして戦ってくれている医師たちに感謝」などのコメントが投稿された。
現在、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で自主隔離や自宅待機を行っている人は世界中にいる。自宅で過ごす時間が増えたことにより、たくさんのアートや自宅でできるチャレンジなどがSNS上に投稿されている。
『アベンジャーズ』シリーズにも登場したスパイダーマン役で知られるトム・ホランドは、今SNSで話題になりつつある「Impossible Challenge（不可能チャレンジ）」に挑戦。自宅で待機する人たちを盛り上げようと、さまざまなセレブやアーティストたちが動画や画像を共有している。
4月3日時点での国や地域別の新型コロナウイルス感染者数は、アメリカが23万6339人と、最も多くなっている。この事態の収束まではまだまだ時間がかかりそうだが、セレブやアーティストたちによって、医療現場の人たちは少しでも励まされているはずだろう。
