人気映画シリーズ『スター・ウォーズ』に登場するキャラクター、オビ＝ワン・ケノービを主人公としたスピンオフドラマに、新しい脚本家が決定した。
英俳優のユアン・マクレガー演じるオビ＝ワン・ケノービは『スター・ウォーズ』の『スター・ウォーズ エピソード1／ファントム・メナス』（1999年）、『スター・ウォーズ エピソード2／クローンの攻撃』（2002年）、『スター・ウォーズ エピソード3／シスの復讐』（2005年）のエピソード1～3にて、ヘイデン・クリステンセン演じる主人公アナキン・スカイウォーカーの師匠として登場。去年、そのオビ＝ワン・ケノービにフォーカスしたスピンオフシリーズが制作されることが明らかになり、ユアン・マクレガーが続投することが発表された。同作はディズニーのストリーミングサービス「Disney+」で配信予定だ。
しかし今年1月、同作の制作が保留状態になっていると報道された。ルーカスフィルムの社長であるキャスリーン・ケネディが、ホセイン・アミニが制作している脚本に納得がいかず、脚本家を変更してやり直すこととなったため、現在撮影スタッフたちは解散状態になったという。また全6話の予定であったが、全4話に短縮されるとも伝えられ、ファンが落胆した。
だがここへ来て新たなる希望が。The Hollywood Reporterは4月2日、キアヌ・リーブス主演の映画『ジョン・ウィック：パラベラム』にて製作総指揮を務めたジョビー・ハロルドが、オビ＝ワンのスピンオフの脚本家として決定したと伝えたのだ。
同作の制作が保留になった際、関係者は物語の内容について「ジェダイ・マスターのオビ＝ワンが、ルーク・スカイウォーカーの面倒を見るといったストーリーであり、（現在配信中の）『マンダロリアン』と似たようなストーリーになりそうであったため、一旦制作をストップした」と語っている。新たな脚本家を迎え、一体どんなストーリーになるのかファンは楽しみにしている。
また保留となった当時、米Variety誌のインタビューでユアン・マクレガーは「本来は今年の夏に撮影予定でしたが、おそらく来年のはじめに撮影開始となるでしょう。ぼくが思うに脚本はすばらしいですよ。とてもいい状態にあります。彼らはよりよいものを求めているんです。（撮影は延期になりますが）公開日は変わならいでしょう。すべて順調です」「みんながこんなにも『オーマイゴッド！』と騒いでいることを知りませんでした。想像するほどドラマティックな事件ではまったくありませんよ」と不安に思うファンたちを和ませてくれるコメントを発表した。
