『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの人気俳優ジョニー・デップと、現在、泥沼裁判中にある『アクアマン』女優のアンバー・ハード。彼女がなんとジョニーの粗を探るために、有名私立探偵を雇っていたことが話題となっている。
英Dailymailの報道によると、アンバー・ハードは昨年の夏に、ポール・バレッシ氏を法務チームに参加させたという。バレッシ氏は、元ポルノ俳優兼監督としてハリウッドで活躍。その後、私立探偵としても活躍しており、マイケル・ジャクソンの騒動のときにも、FBIに証拠を提出するなどして話題となった人物だ。
そんなバレッシ氏は、これまでの30年間でジョニー・デップとアメリカとヨーロッパで一緒に仕事をした100人に「粗探し」調査を行ったという。しかし英Dailymailの取材に対し、バレッシ氏は、「ジョニー・デップに対して悪い言葉を述べる人はいなかった」と答えたのだ。
さらにバレッシ氏は「悪い言葉を言うどころか、ジョニー・デップの寛大さや優しい心の素晴らしさは言葉では言い尽くせないと言っていた」と語った。
さらにバレッシ氏が暴露したのは「調査の中では、アンバー・ハードに対して厳しい言葉を放つ人もいた」ということだ。
またアンバーのチームに雇われた経緯については「アンバー・ハードの弁護士が私に連絡してきた。『あなたはこの仕事にふさわしい』とね。彼女はジョニーとの不安定な関係に苦しめられていた」と語った。
しかし一方で、アンバー・ハードの担当者は「バレッシは去年解任され、それ依頼ハード氏のチームに関与していない」と話しているという。今回のバレッシ氏のDailymailに対する発言も、アンバーにとって裁判で不利になってしまうのだろうか。
ジョニー・デップとアンバー・ハードは『ラム・ダイアリー』で共演後、熱愛が発覚し2015年2月に結婚。しかし翌年の2016年にアンバーが離婚を申請し、さらにはジョニーからDVを受けていたことを主張。ジョニーがアンバーに和解金約700万ドルを支払うことで合意に達したが、その後、ジョニーがアンバーを訴えていた。二人の泥沼裁判は、二人の結婚生活よりも長くなってしまっている。先日、ジョニーの名誉毀損裁判がイギリスで開始されていたが、現在は新型コロナウイルスの影響で裁判の延期が発表されていた。
さらに先日、International Business Timesの報道によると、ジョニー・デップは結婚期間に「アンバー・ハードはイーロン・マスクと浮気していた」と非難していた。