新型コロナウイルス感染拡大を受け、歌手のリゾが最前線で病気に立ち向かうアメリカ全土の医療関係者達に対し、ランチをご馳走した。
リゾは、全米各地の救急病院と救急救命室に勤務するスタッフ全員に確実に行き渡るよう、十分な量をプレゼントしたという。
リゾは自身のインスタグラムに、ランチを受け取った医療関係者達の写真を動画にして投稿。新型コロナウイルス(COVID-19)支援基金のリンクとともに、「私たちのヒーローに感謝を」とコメントを添えた。
リゾの故郷デトロイトにあるヘンリー・フォード病院もランチを受け取り、リゾへの感謝の言葉をツイートした。「なんてサプライズ!リゾがこの病院の救急救命室にランチを届けてくれたよ!ぼくたちの働きに感謝のコメントまで添えてくれた。リゾ、あなたの優しさで今日1日がいっそう明るくなったよ。心からありがとう」と、コメントしている。
SURPRISE! @lizzo treated our ER staff at #HenryFordHospital to lunch today and shared a message of thanks to our #HealthcareHeroes on the front lines. #Lizzo, from the bottom of our hearts, thank you so much for making our day brighter with your generosity. 💙 pic.twitter.com/sM5H8DIImg
— Henry Ford Health (@HenryFordHealth) March 31, 2020
病院へのメッセージの中でリゾは、「このような状況の中で闘ってくれている医療関係者の皆さんには、本当に感謝の気持ちしかないわ。最前線に身を置くなんて、簡単にできることじゃない。だから、せめて食事だけでもご馳走できればって思ったの!喜んでもらえると嬉しいわ」と語り、「私たちはできる限りのことをやる。皆さんの負担が少しでも減るように。だから、ランチは私の奢り!みんな愛してる。この物語のヒーローになってくれてありがとう。私たちは家に待機して、毎日皆さんに祈りを送るわ」と付け加えた。
M・ヘルスフェアビュー病院も、サンドイッチを持つスタッフの写真とともに、リゾへの感謝の気持ちをツイートした。「救急救命室で働いていたら、リゾがランチを送ってくれたよ!なんてサプライズだ!」
新型コロナウイルス感染拡大当初から、リゾはSNSを使って注意を呼びかけてきた。他の人との距離を置くことなど、ウイルス感染を防ぐための方法なども紹介してきている。
リゾはまた、自主隔離する人々のストレス解消になればと、SNSを利用して瞑想の方法などを紹介している。3月14日には、自身の楽曲「Cuz I Love You」をフルートで演奏する動画をインスタグラムに投稿。リラックスできるそのサウンドは、瞑想にもピッタリなものだった。「みんなを愛しているから。瞑想はこのような状況の中でもみんなを癒してくれるはずよ。あなたのペースで使ってみてね」とコメントを添えた。1週間後、リゾばもう1つ瞑想の動画を投稿。今回は「思いやり」をテーマにしたものだった。「人と人との距離を十分に取りましょうね」と呼びかけた。