人気SF映画『スター・ウォーズ』シリーズに、ルーク・スカイウォーカーとして出演した米俳優マーク・ハミル(68)が、同作に別れを告げるメッセージを投稿しファンが感動している。
マーク・ハミルは『スター・ウォーズ』第一作目となる、1977年公開の『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』、二作目の『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』、『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還(復讐)』にて主人公ルーク・スカイウォーカーを演じ、同作にとっては必要不可欠な存在となった。また続三部作である『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でシリーズに再び復帰。その後も引き続き『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』で重要な役割を果たした。
また昨年12月公開された『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』で、42年間もの間愛されたスカイウォーカー家の物語に幕がおりた。
マークは4月4日、ツイッターに手紙を公開。この手紙は元々、DVDのボックスセットに含まれていた特典であったが、今回マークは世界に向け投稿した。その中ではマークから『スター・ウォーズ』シリーズへのお別れメッセージが書かれている。
A few thoughts as one era ends and another begins…#StarWars pic.twitter.com/ZucNHEPtaS
— Mark Hamill (@MarkHamill) April 3, 2020
「なんて素晴らしい旅だったんだ」という一節から始まる長文のメッセージ。マークは「1976年にキャリー・フィッシャーとハリソン・フォードと私は、当時『ジャーナル・オブ・ザ・ウィルズ サーガⅠ:スターウォーズ』シリーズの中のエピソード『The Adventures of Luke Starkiller』という作品の役のテストをしていた。その映画が後にこんなにも想像力の豊かなアドベンチャーの始まりになり、そのあとスカイウォーカーの物語が8つも続くとは全く知らなかった」と、撮影開始当時はこのような大作になるとは思っていなかったと綴った。
マークは「あななたたちの中には、公開当時たった数十箇所の映画館から始まった『スター・ウォーズ』と共に40年以上人生を共にした人もいるでしょう。他の人は、若いアナキンがダークサイドにおちる続三部作や、全く新しいジェネレーションの続三部作から物語を知るようになったでしょう」と続けた。
さらに「キャリーが前に言ったように『スター・ウォーズ』は家族の話であり、私達は実際に家族になった。物語が運んでくれる同じ経験や、基本的な価値観をシェアすることのできる巨大なコミュニティとなった。あなたが比較的新しいファンでも、究極の情熱的なファン(U.P.F.)でも、私はみんながジョージ・ルーカスが作った銀河をずっとサポートしてくれていることに深く感謝します。この銀河はこれからもヒーロー、悪役、アクション、ロマンス、そしてもちろんフォースと共に、さらに大きなものへと成長します」と綴った。
最後には「フォースとともにあらんことを・・・いつも」と締めくくったマーク。この投稿に対しファンは「ありがとう」「スター・ウォーズファンと俳優たちは美しい情熱を持っていて、それが私達をひとつにする。あなたもフォースと共にあらんことを」などと感動のコメントを書き込んでいる。
なつかしの写真を投稿するファンも
Thank you for bringing us joy, good humor and for allowing us to play such a great role and a great inspiration for everyone, the sick, the star wars fans and all the actors to have a beautiful passion that brought us together. May the force be with you Always ❤️ pic.twitter.com/SN9mBHqbFa
— Star Wars Holo Side 📺 (@SWHoloSide) April 3, 2020