人気SF映画シリーズ『スター・ウォーズ』の42年の歴史の完結編である『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』、スカイウォーカー・サーガの終わりということで、まさに集大成となった作品であったが、C-3PO役のアンソニー・ダニエルズは、自身のシーンが思ったよりも短くカットされてしまったことを明かした。
映画史だけでなく、エンターテイメント史においても金字塔を打ち立てた『スター・ウォーズ』シリーズの完結編『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』。同作は去年12月に公開され、4月8日から先行デジタル配信の購入とレンタルが開始となっている。
そんな中、C-3PO役のアンソニー・ダニエルズは、完結編では出演シーンが予定よりも短くカットされてしまったことを明かした。
C-3POといえば、知覚生物とコミュニケーションを取るためのゴールドが特徴的なドロイドで、そのちょっとおとぼけである愛くるしいキャラからシリーズでも人気で、欠かせない存在である。
C-3POは、前作の『最後のジェダイ』と前々作の『フォースの覚醒』ではほとんど活躍は見られなかったが、完結編では重要な役割を果たし、存在感を発揮している。
しかし、シリーズの長きにわたりC-3POを演じたアンソニー・ダニエルズは、「撮影の後はとんでもない量の編集があるんだよ。だからC-3POのシーンはよりスウィートで、幅広いものとなったんだ」「でもたくさん映像があるから、細かな点は排除しなければいけない。約2つ分の映像が1つにまとめられていたから。私は少し悲しいのは、オスカー・アイザック演じるポー・ダメロンの関係のところだね。あれはとってもスウィートで、面白かったんだ。なぜならポーはいつも、C-3POにイライラさせられてたから。でもいい意味でね」と明かした。
実は撮影ではポーとの掛け合いがもっとあり、二人の関係が描かれていたようだが、最終的にそこはカットされてしまったという。サーガの最終章ということもあり、優先する映像が多く、映画を2時間半にまとめるには、そこの部分はカットされてしまったようだ。
余分な部分をカットするにあたり、C-3POのシーンがカットされてしまったが、彼が最終章でも重要な役割を果たしたシーンはしっかりと残されている。
また今後の『スター・ウォーズ』シリーズで、C-3POが出演するかは明らかにはなっていないが、シリーズには欠かせないキャラであるため、今後も登場することにファンからは期待の声があがっている。