人気海外ドラマ「フルハウス」のキャストたちが再集結し、自宅待機の過ごし方をドラマのオープニング風に再現した動画が公開され話題を呼んでいる。
『フルハウス』は、1987年から1995年にかけて放送されたアメリカのシチュエーション・コメディ・ドラマで、妻を事故で亡くしたダニーが、男友達のジョーイやジェシーに助けられながら子育てをしていく物語。同ドラマは日本含め世界中でヒットを飛ばし、長年愛され、ネットフリックスではその後の物語を描いた新シリーズ「フラーハウス」も配信された。
そんな中、あの「フルハウス」のキャストたちが再集結したのだ。
米時間4月8日(水)、「フルハウス」のキャストたちはSNSで、ある動画を公開。それはあの「フルハウス」の有名なオープニングなのだが、タイトルは『フル・クアランティン(完全隔離)』だ。またオープニングの曲はもちろん、ドラマと同じジェシー・フレデリックが歌う、あの「Everywhere you look」である。
ドラマのオープニング風に、まずジェシーおいたん役ジョン・ステイモスが登場すると、ハンドソープを一生懸命だそうとするが、出ずに苦戦するもカメラに笑顔を向けている。ダニー役ボブ・サゲットは消毒ジェルを手に取り、モップの持つ部分や顔にまで塗り付け、またジョーイ役デイブ・クーリエは一人で釣りをし、なぜかピザが釣れうれしそうに食べている。
またDJ役のキャンディス・キャメロンは、自主待機中にトイレ詰まりを解消中で、ステファニー役ジョディ・スウィーティンは、自宅待機あるあるの、寝てばかりの様子を公開。そしてキミー役アンドレア・バーバーは、冷蔵庫のタマゴがもうなくなりそうで不機嫌な様子を再現。
そして最後には、同ドラマのプロデューサーであるジェフ・フランクリンが登場し、ドラマに登場する愛犬ミニー風のゴールデンリトリバーと共に家で遊んでいる。また犬もマスクをちゃんとつけている。
「フルハウス」の豪華キャストが再集結で、ファンたちも大盛り上がり。現在新型コロナウイルスの影響で多くの人々が自宅待機を要請され、人気動画共有アプリ「TikTok」では自宅待機がテーマの動画がたくさん投稿され、「フルハウス」もこれに乗っかり、自宅待機あるあるや、その重要性のメッセージを笑いも込めて、このオープニング風にして届けたかったようだ。
ジョン・ステイモスはこの動画に「ステイ・ホーム(家にいよう)/ステイ・セーフ(安全でいよう)/ステイモス」と、キャプションを添え、さらにジョークを飛ばしている。