『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』シリーズのジェイミー・ドーナンが、ある動画を投稿したガル・ガドットを擁護し、話題となっている。
『ワンダーウーマン』シリーズで知られる人気女優のガル・ガドットは、自主隔離中に俳優仲間たちとともにジョン・レノンの名曲「イマジン」を披露した。そこには、シーアやジミー・ファロン、ナタリー・ポートマン、カーラ・デルヴィーニュ、マーク・ラファロなども参加し、話題となった。
「勇気づけられた」「とっても素敵」などの声が上がる一方で、「豪邸から、『Imagine no possessions(所有しないことを想像してみて)』と歌うことで、わたしたちの不安が和らぐと思ったの?」「安っぽくて恥ずかしい」などツイッターなどのSNS上では、批判の声も相次いでいた。
そんな中、ジェイミー・ドーナンは「Tea With Me」のポッドキャストに登場。新作映画『Barb and Star Go toVista Del Mar(原題)』共演者のクリステン・ウィグが、ガル・ガドットのビデオに登場したことについて触れ、「ガルは良いことをしようとしただけだ」と主張した。さらに「僕はオンライン上の批判を見たわけではないけど、一部の人々がこのビデオに感銘を受けなかった理由は理解できた」とも語った。
ジェイミーは「クリステンと僕は昨年の夏に一緒に映画を撮影したんだ。7月31日に上映される予定だけど、この先どうなるかわからないね」と、新作『Barb and Star Go toVista Del Mar(原題)』についても触れている。
新型コロナウイルスの感染拡大が広がる中、豪邸からのビデオ投稿に批判が寄せられることが相次いでいる。先日も、米人気トーク番組「エレンの部屋(原題:The Ellen DeGeneres Show)」の司会者でコメディアンのエレン・デジェネレスが、豪邸から動画を投稿。自宅待機を「刑務所みたいだ」と表現し炎上してしまう事態も発生していた。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、失業者が急増する中、セレブたちの豪邸からの投稿は、少しセンシティブな問題になっているのかもしれない。