人気歌手リアーナの父親が新型コロナウイルスに感染し、リアーナが闘病する彼に人工呼吸器を送っていたことが明らかになった。
リアーナの父親のロナルド・フェンティ(66)は、新型コロナウイルスに感染。感染症と闘う彼のことが心配でたまらないリアーナは、毎日のように彼の体調をチェックするだけでなく、バルバドスにある自宅に人工呼吸器まで送ったという。
英サン紙の取材によるとロナルド・フェンティは「娘は毎日のように私の体調を気にかけてくれるんだ」と語り、「正直にいうと、もう本当に死んでしまうかと思ったんだ。リアーナは私に対してとてもよくしてくれた。愛しているよ。とても感謝してる」と、付け加えた。
ロナルドは14日間パラゴンにある隔離施設で過ごした後、自宅に戻っている。この期間中、彼は新型コロナウイルスに感染してしまった恐怖で仕方がなかったという。「最悪の事態を想像してしまったよ。本当に、死んでしまうかと思った」と、明かしている。
過去にパパラッチされた時のリアーナとロナルド↓↓
Rihanna's father Ronald Fenty tested positive for coronavirus: "I thought Iw was going to die, honestly." https://t.co/iDnIOQ3u1T pic.twitter.com/Thr4JDJr0m
— ExtraTV (@extratv) April 10, 2020
ロナルドとリアーナの仲はかつて険悪なものだった。2019年には、リアーナが自身の名前を許可なく私的利用されたとして訴訟を起こしたほどだ。
リアーナは本名であるロビン・フェンティの名字フェンティを使用し、化粧品ブランド「フェンティ・ビューティー」をプロデュースしているが、その後父親が勝手に「フェンティ・エンターテイメント」と言う会社を発足。まるでリアーナと関係が有るかのように触れ回っていたため、彼女が差し止めを要求したのだ。
一方、リアーナは新型コロナウイルス対策に対する支援にも積極的で最前線で働く医療従事者に500万ドルを寄付したり、またラッパーのジェイZと共に、ロサンゼルスとニューヨークの非正規労働者や服役囚、高齢者、ホームレス、医療従事者の子供たちを支援するために200万ドルを寄付している。
リアーナの会社「Clara Lionel Foundation」の役員、ジャスティン・ルーカスは「今回の新型コロナウイルス蔓延により、非正規労働者や高齢者、子供たちといった社会的弱者も大きな影響を受けている。私たちはこれまで以上に、彼らの健康と安全を最優先とした活動をしなければならない」と、語っている。
また、ジェイZの会社「Shawn Carter Foundation」のCEOでジェイZの母のグロリア・カーターは「このような時にこそ、私たちは結束しなければならない。社会的弱者と呼ばれる人たちが設備の整った中で治療を受けたりわ教育を受けられるように支援していくことが重要です。この危機を乗り越えるには、愛と行動あるのみです」と付け加えた。