『ジュマンジ』シリーズや『ワイルド・スピード』シリーズで知られる人気俳優のドウェイン・ジョンソンが、自身の代表作とも言える『ワイルド・スピード』シリーズのルーク・ホブス捜査官役について、ある事実を暴露し、話題となっている。
ドウェイン・ジョンソンは、インスタグラムのQ&Aで、トム・クルーズが映画『アウトロー(原題:Jack Reacher)』で演じたジャック・リーチャー役に落ちたことで『ワイルド・スピード MEGA MAX(原題:Fast Five)』のルーク・ホブス役をゲットしたことを明かした。
『アウトロー』予告
『ワイルド・スピード MEGA MAX(原題:Fast Five)』US版予告
「それは10年前のことで、その当時、僕は違う立場にいたことに気づいたんだ。トムは世界で偉大な映画スターであって、僕はそうじゃなかった」と当時の心境を明かした。しかし一方で、ジャック・リーチャー役を失ったことに対し、感謝しているという。「宇宙は、面白い方法で動いていると思う。ドアが一つ閉まって、そのあとにキャラクターをゼロから作るチャンスとともに、別のドアが開いたんだよ」。
ドウェイン・ジョンソンは、ジャック・リーチャー役をゲットすることはできなかったが、『ワイスピ』ルーク・ホブス捜査官役としてスターとなったのは間違いない。さらにルーク・ホブス捜査官は『ワイスピ』シリーズの中でも人気を博し、彼とジェイソン・ステイサム演じるデッカード・ショウに焦点を当てた映画『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』も大ヒットを記録した。
ちなみに先日のQ&Aでは、「次の『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』の映画が開発中なんだ。とてもワクワクしているよ」と続編が開発中であることも暴露してくれた。
『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』は、ロンドン市街で繰り広げられるカーチェイスや銃撃戦、削岩機やトラックを駆使したロシアの大逃走劇など、全世界を駆け抜けるアクションはシリーズどころか、映画の歴史をも塗り替えるスケール感となっており、ワイスピファンのみならず、世界中の映画ファンを魅了した。
『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』予告編
ドウェイン・ジョンソンが演じるジャック・リーチャーも見てみたいものだが、このエピソードを聞くと、ホブス捜査官役を引き受けることとなったドウェインの運命に感謝したいファンも多いことだろう。『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』の続編にも期待が高まる。