先日、インスタグラムの生配信を行った人気歌手ジャスティン・ビーバーとモデルのケンダル・ジェンナー。そこでの発言が、「不適切」だとバッシングを浴びている。
ジャスティン・ビーバーと妻のヘイリー・ビーバーは4月5日、インスタグラムの生配信を実施。「今多くの人が恐怖を感じていると思うから、これから僕が尊敬して愛している人たちとトークをするよ」と話し、「Live With Biebs」と名付けられた対談を開始し、ゲストとしてヘイリーと仲のいいケンダル・ジェンナーが登場した。
video from Justin Bieber's #LiveWithBiebs Instagram live with Hailey and Kendall Jenner (April 5) pic.twitter.com/RpVwiikL3U
— Justin Bieber News (@jbtraacker) April 5, 2020
この対談でケンダルは、ヘイリーと初めて会ったときの話や飼っている犬の紹介、また現在行っている自宅待機中にしていることなどを明かしファンを楽しませた。
しかしその途中でジャスティンが「僕たちはなんて恵まれているんだろう・・・（コロナウィルスが流行している）今、多くの人たちが・・・最悪な状況に陥っているよね」と発言。するとケンダルも「私もそれをいつも考えてるの」と賛同。さらに二人は「自分たちがこういった生活をすることは悪いことだとは思わない。一生懸命頑張ったから今があるからね」と、不自由無い生活を送ることに罪悪感などはないと話した。
「僕たちはこれまで一生懸命頑張ったから、自分たちが今持っているものに関して罪悪感はないよね。ただ、今とても苦しんでいる人たちがいるということを僕たちが知ることが重要だと思う」と話したジャスティン。これに関しケンダルも「そうね」と答えた。
このインスタグラムの生配信は300万以上の視聴者がいたのだが、この2人の発言に対し「なにもわかっていない」などと批判のコメントが多く寄せられてしまった。
とあるファンは「そうだよね、ヘイリーとケンダルは一生懸命頑張ってリッチな家族のもとに生まれたよね」と皮肉コメント。また別のユーザーは「ジャスティンが貧乏な人を哀れんでくれてよかった。毎日10秒くらい、私達貧乏な人よりも自分が恵まれてるって考えてくれるなんて」や「ジャスティン、ケンダル、ヘイリー！“最悪な状況”にいる人に配るから私にお金を送って！一生懸命働いても食べたり家賃が払えない人もいるんだから」などといった声を投稿している。
セレブたちが人々に「家にいよう」と訴えかける運動が広まっているが、生活が困難なほどに追い込まれている人が多いのも事実。この時期の発言は繊細さが必要になりそうだ。
