モデルで、歌手ジョン・レジェンドの妻として知られるクリッシー・テイゲンが、テイラー・スウィフトのファンたちを誤解させてしまうツイートをしたことが話題となっている。E!Newsなどが伝えている。
クリッシー・テイゲンは、以前ツイッターで発信した内容が人気歌手テイラー・スウィフトの楽曲「The Archer」の歌詞を引用しているのではないかとファンから指摘があったことを受け、訂正するコメントを出した。
話題となった内容とは、クリッシー・テイゲンが木曜にツイートした「怒りのあまり冷静さを失い、自分にとって損なことをしてしまう(cut off my nose just to spite my face)ってことわざ、射手座の性格を表しているのかしら?それとも私がそういう人間なだけ?」というもの。
テイラー・スウィフトのファンであればすぐにわかるだろうが、彼女の楽曲「The Archer」にも、「怒りのあまり自分に損なことをする(cut off my nose just to spite my face)」という歌詞が含まれているのだ。このことわざには、ある問題に対して過剰なまでに自己破壊的な行動を取る、という意味がある。
テイラーのファンの多くは、クリッシーがテイラーのこの曲を聴いて共感し、歌詞を引用してツイートしたものだと思い込んだ。クリッシーとテイラーが友人同士であることは周知の事実である上に、テイラーも射手座だからだ。
しかし、クリッシーにそのような意図は全くなかったようだ。
このツイートに対してテイラーのファンから多くの反応が寄せられたことに驚いだクリッシーは、木曜の夜SNSを更新、以下のようにコメントした。
「あのツイートの内容、テイラーが作った歌詞のことだと思ってる人達がいっぱいいるのね。でも間違ってるわよ。あれは12世紀につくられたことわざなの。テイラーの音楽は好きだけどね」
Not okay with the amount of people who think this line was created by Taylor Swift. I am not talking about Taylor Swift, whose music I love but did not exist in the 12th century
— chrissy teigen (@chrissyteigen) April 10, 2020
このように、クリッシーはこのツイートについては否定したものの、彼女とテイラーが長年にわたり友人同士であることに変わりはない。テイラーが2015年に行った「1989ワールドツアー」では、クリッシーの夫であるジョン・レジェンドと一緒にパフォーマンスしたほどだ。
2人はロサンゼルスにあるステイプルズ・センターのステージで共演し「All of Me」を披露した。公演にはクリッシーも観客として訪れている。
また数ヶ月前には、ファンからテイラーに向けられた性差別とも取れるツイートに対して、クリッシーが「うわ…あなたって変なヤツね」とテイラーを擁護するコメントをし、他のファンから称賛されていた。