人気歌手で実業家のリアーナが、生配信でファンに対し「次のアルバムのことを聞くな」とジョークを放った。
リアーナは4月10日、インスタグラムの生配信を実施しファンからの質問に答えるなどコミュニケーションをとった。コスメやランジェリーブランドのプロデュースも行っている彼女は、2016年にリリースした「アンチ」以来アルバムを出しておらず、ファンは常に「新アルバムはいつなのか」とリアーナにSNSなどで聞いている状態。
今回のインスタライブでも、やはり多くのファンが次のアルバムの進捗具合などをコメントで質問。するとリアーナは、まだしばらく新アルバムのリリースはないと話したのちに「もしあんたたちがあと一人でもアルバムのことを聞いたらすぐ終わりにするよ。私は今世界を救おうとしてるの、あんたたちの大統領とは違ってね」と、過激なジョークで返答。さらにドナルド・トランプ大統領を引き合いに出し、コロナウィルスに悩む世界を救おうとしていると話した。
big mood: Rihanna listening to Rema, whilst calling out Trump and giving an update on her new album 🔥 https://t.co/TlevOUl05U
— The NATIVE (@NativeMag) April 11, 2020
自身のブランド事業や、チャリティなどで多忙なリアーナ。ファンからいつも新アルバムのことに関して聞かれることに、うんざりしているよう。
しかし、彼女はVogueの最新号で「いつリリースするかについては言えないけど、でも制作はアグレッシブに取り組んでいるのよ」と、現在も一生懸命取り組んでいることを明かし、さらにリアーナは「私は全てのアルバムにテーマをつけたいわけではないの。ルールはないわ。フォーマットもそういったものもないの。ただいい音楽で、そう感じたら出したいのよ」と明かしている。
またリアーナは先日、父親のロナルド・フェンティ(66)が新型コロナウイルスに感染していることが明らかになった。感染症と闘う彼のことが心配でたまらないリアーナは、毎日のように彼の体調をチェックするだけでなく、バルバドスにある自宅に人工呼吸器まで送ったという。
リアーナは、新型コロナウイルス対策に対する支援にも、積極的で最前線で働く医療従事者に500万ドルを寄付したり、またラッパーのジェイZと共に、ロサンゼルスとニューヨークの非正規労働者や服役囚、高齢者、ホームレス、医療従事者の子供たちを支援するために200万ドルを寄付している。
リアーナの会社「Clara Lionel Foundation」の役員、ジャスティン・ルーカスは「今回の新型コロナウイルス蔓延により、非正規労働者や高齢者、子供たちといった社会的弱者も大きな影響を受けている。私たちはこれまで以上に、彼らの健康と安全を最優先とした活動をしなければならない」と、語っている。