ティモシー・シャラメ主演のSF映画『デューン(原題:Dune)』のビジュアルが初公開となり、その不思議な世界観が明らかとなった。
『デューン』はフランク・ハーバート原作のSF大河小説『デューン』(1965年)を原作とした物語。1984年には俳優のカイル・マクラクランを主演に映画化し、今回は『君の名前で僕を呼んで』や『キング』などで知られる俳優ティモシー・シャラメを主演に、リブート作品として蘇る。監督は『ブレードランナー2049』などで知られるドゥニ・ヴィルヌーヴ。
今回Vanity Fairは、リブート版『デューン』のビジュアルを初公開。真っ黒なコートとグローブに身を包んだティモシー・シャラメが憂いげにうつむき、暗い空には宇宙船が飛んでいるという独特の世界観が見られる。
EXCLUSIVE: Timothée Chalamet is Paul Atreides.
Your first look at Denis Villeneuve’s #Dune adaptation has arrived: https://t.co/Mz3HeIuCX8
— VANITY FAIR (@VanityFair) April 13, 2020
主人公ポール・アトレイデスを演じるティモシー・シャラメは、同誌のインタビューで「ポール(主人公)の魅力は、この細かく作られた映画の世界の中で、ヒーローらしくない行動に出るというところ」と、主人公が冒険に憧れるどころか拒否し、恐れているところが魅力的だと語った。
ポールの父レト役には『スター・ウォーズ』続三部作にも出演したオスカー・アイザックが、母ジェシカ役は『グレイテスト・ショーマン』などで知られるレベッカ・ファーガソンが演じる。その他にもジョシュ・ブローリン、ゼンデイヤ、ジェイソン・モモア、ハビエル・バルデム他豪華キャスティングも注目されている。
同作は2020年12月に全米で公開予定だ。