全世界の興行収入が45億ドル(約4880億円)以上と大ヒットしているディズニーの『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ。本作の第6作目となる新作について、ディズニー・スタジオは「間違いなく話し合っている」と『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズに出演した俳優が明かした。
ディズニーリゾートのアトラクションに基づいた作品で、これまでのヒットとなった作品はほかにないだろう。そんな『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの第5作目である『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊(原題:Pirates of the Caribbean: Dead Men Tell No Tales )』は、世界での興行収入が8億ドルを突破。そのため、続編に期待の声が高まっている。
そんな中、海賊ピンテル役を演じたリー・アレンバーグがKendall Talks TVに登場。「私が知る限り、彼ら(ディズニー)は間違いなく第6作目について話し合っているよ」と口にしたのだ。リーが演じるピンテルは、目が片方しかない海賊ラゲッティとのコンビで第一作目から人気のキャラクターだ。そのコンビ復活の可能性については「もちろん復活したいよ。でももう彼らはすでに私たちのキャラを使わず2作ほど作ったからね(笑)」とジョークを放った。
昨年、本作についてディズニーは制作に意欲的ではあるが、ジョニー・デップが現在、裁判を繰り広げていることからジョニー・デップ抜きで制作することを望んでいると報じられていた。また、これまで1作目から4作目の脚本を担当していたテッド・エリオットのほか、アメリカで大ヒットしている海外ドラマシリーズ「チェルノブイリ」の脚本家であるクレイグ・メイジンが脚本に参加したことが報じられ、確実に進展があることも話題となった。
しかしThe Hollywood Reporterによると、エリオット氏とメイジン氏の企画の中には、ジョニー・デップが演じるジャック・スパロウが含まれているかどうかは知らされなかったという。そのため、この先ジョニー・デップが第6作目に出演するかどうかは未だ不明である。
現在、ジョニー・デップが元妻のアンバー・ハードと繰り広げている裁判では、ジョニー・デップの元パートナーであるヴァネッサ・パラディほか、『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』に出演したペネロペ・クルスや、『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』に出演したハビエル・バルデムが、ジョニーを擁護する宣言を提出している。また、ファンも積極的に署名運動を行っていることから、今後の裁判の行方によっては、ジョニー・デップが同シリーズに戻ってくる可能性も少なからずあるのかも・・・。