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セレーナ・ゴメス、ファッションゲームに無断でソックリなキャラを使用される! 11億円の訴訟を起こす[写真あり]

セレーナ・ゴメス(左)、無断で使用されたイメージ MUSIC/ARTISTS
セレーナ・ゴメス(左)、無断で使用されたイメージ

人気歌手セレーナ・ゴメスが、自身に類似するキャラクターをファッションゲームに無断で制作・使用したとして、訴訟を起こした。

セレーナ・ゴメスに似ているキャラクターが使用されたのは、iPhoneやiPadでダウンロードできるモバイルファッションゲーム「Clothes Forever – Styling Game」。ユーザーはモデルやミュージシャン、タレントなどのキャラクターのファッションをコーディネートできるというもの。裁判書の書類によると、セレーナ側はこれを制作したゲーム会社は「彼女の顔や存在を知っていながら、無断で使用した」と主張しているという。このゲームは「セレーナ・ゴメス」という名前も勝手に使用している。

https://twitter.com/vulnerablecupid/status/1250189105679544326

セレーナの弁護士は、アプリ内のキャラクターは2015年にセレーナが「Flare Magazine」の表紙を飾った際の見た目とそっくりだと主張。並べて比べると、服装やポーズまでもがそっくりだ。

セレーナ側は、このゲーム会社に対し「ゲームから発生する全ての収入、利益などを含み、少なくとも1000万ドル(約11億円)」を要求している。また、このゲーム会社がセレーナの人気を利用し利益を得たこと、さらに彼女の同意を得ていると見せかけたことに対しても申し立てをしており、パブリシティ権の侵害も訴えている。またこのゲームにはセレーナの他にも、キム・カーダシアン、ケンダル・ジェンナー、リアーナ、ジジ・ハディッド、テイラー・スウィフトらにそっくりなキャラクターが登場している。

このようなパブリシティ権の侵害は、これまでもセレブレティたちを頻繁に悩ませている。近年だと2019年に、女優サンドラ・ブロックとコメディアンのエレン・デジェネレスの「フェイクのコメント」を使い、アンチエイジング・スキンケアの商品を宣伝した会社も。この件も二人から訴訟されている。

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