マーベル映画『ハルク』や『アベンジャーズ』シリーズ出演などで知られる俳優のマーク・ラファロが、過去にとある映画へ出演しかけていたものの実現せず、最終的にその役をライアン・ゴズリングが演じることになったと話した。
マーク・ラファロは今回、Varietyのインタビューに登場。そこでマークは、2010年に公開され話題となった映画『ブルー・バレンタイン』(2010年)の主人公ディーンの役を「獲得できなかった」と明かした。結果的に主演のディーンはライアン・ゴズリングが、シンディ役はミシェル・ウィリアムズが演じ、二人はゴールデン・グローブ賞のノミネートを獲得した。
『ブルー・バレンタイン』予告編
マークは「『ブルー・バレンタイン』のデレク・シアンフランス監督は僕をキャスティングしようとしてくれたけど、失敗した」と、ライアン・ゴズリングの前に彼が主演候補に上がっていたが実現しなかったことを告白。
『ブルー・バレンタイン』は一組の夫婦、ディーン(ライアン・ゴズリング)とシンディー(ミシェル・ウィリアムズ)の愛の始まりと終わりを描いた切ない物語。劇中では、冷めきった夫婦生活と、出会ったばかりの幸せな場面が交互に映し出されるという、哀しいがリアリティも持ち合わせる話題作となった。
そんなディーンをマークがもし演じていたら、どのような作品になっていたのだろうか。
しかし今回、シアンフランス監督のミニ・シリーズ「I Know This Much Is Ture」にマークが主演することになり、デレク・シアンフランス監督とタッグを組むという夢がようやくかなったよう。同作は米HBO局にて、5月10日から放送が開始する。
tvgrooveをフォロー!