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エミネム、ドラッグを経ち12年が経過! 「もう恐れない」とポジティブメッセージ

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エミネム

米人気ラッパーのエミネムが、酒やドラッグから脱して12年が経ったことを報告した。

エミネムは4月21日、インスタグラムに1枚の写真を投稿。そこには「毎日少しずつ」と書かれたコインが写っており、真ん中に「12」という数字が。これは中毒者更生会から贈られたコインのようで、エミネムはキャプションに「クリーンな12年。もう恐れない」と、ポジティブなメッセージを書いた。

Marshall Mathers on Instagram: "Clean dozen, in the books! I’m not afraid."
2M likes, 33K comments - eminem on April 20, 2020: "Clean dozen, in the books! I’m not afr...

エミネムは2011年、過去に処方薬中毒で悩んでいたことをローリング・ストーン誌に告白している。「いろいろな薬を飲んでたんだけど、ハイになるために飲んでいたわけじゃなかった。“普通”でいるために飲んでいたんだ。ハイにならなかったワケじゃないけど」「おかしなくらいの量を飲まなくちゃならなかった。(精神安定剤や鎮痛剤の)ジアゼパムは1日40~60錠、バイコディンは20か30錠くらい飲んでいた」と、かなりの量を服用していたことを明かしている。

エミネムは2007年にドラッグの過剰摂取で病院に搬送されており、その後2008年からカウンセラーなどの力を借り薬物を脱した。今年でめでたく12年目となる。

2011年のGQ誌のインタビューでエミネムは「クリーンでいることで学んだのは、俺が“変わっている”ということが音楽にいい影響を与えているということ。思考のプロセスが他の人と違っていて、突発的な考えを思いついたらすぐに書き留める。1時間後に気づいたら1曲出来上がっていたりするんだ」と告白。

さらに「前は依存症を“病気”だと言う人を理解できなかった。『ただやめればいいだけじゃん、アホかよ』って。でもようやく気づいたんだ、クソ、依存症って本当に病気じゃないかってね」と、お酒やドラッグから離れて初めて病気であったと気づいたと語っている。

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