インドで発見された新種のヘビが、人気児童小説&映画『ハリー・ポッター』にちなみ、「スリザリン」と名付けられたことがわかった。CNNなど様々なメディアが報じている。
先日、インドで、ヘビのグリーン・ピット・バイパーの新種を発見。研究チームはこの新種のヘビに「Trimeresurus salazar」と名付けたことを学会誌にて発表した。
意味は「サラザールのマムシ」になるのだが、このサラザールというのは、『ハリー・ポッター』のサラザール・スリザリンから来ているという。
Upon discovering a new species of green pit vipers, these researchers decided to name the snake after the one, the only Salazar Slytherin — a name that Harry Potter fans will recognize https://t.co/e83oFWjqtv
— CNN (@CNN) April 22, 2020
サラザール・スリザリンは、ホグワーツ魔法魔術学校の創設者の一人で、『ハリー・ポッター』の世界でも強いパワーを持つ魔法使いとして知られている。また彼は、ヘビと話すことができるパーセルタング(蛇舌)の持ち主ある。
そして学校には4つの寮があり、彼含むそれぞれ創設者たち(ゴドリック・グリフィンドール、ヘルガ・ハッフルパフ、ロウェナ・レイブンクロー、サラザール・スリザリン)の名前をとっているのだが、彼の名前にちなんで作られた寮「スリザリン」のマークはヘビであることも知られている。
これもあり、研究者たちは「Trimeresurus salazar」と名付けたようだ。「Trimeresurus salazar」は毒ヘビで、マムシの仲間は東アジア、東南アジアに生息する。カラーはグリーンで、側面の赤みがかかった模様に特徴がある。カラーがグリーンであるというところもスリザリンらしい。