1933年のユニバーサルの名作「透明人間(Invisible Man)」のリブートにて主演を務めると発表されていたジョニー・デップだが、出演がなくなったと報じられた。Varietyなどが伝えている。
リブート版「透明人間」は当初、脚本家エド・ソロモンが脚本を執筆する予定となっていたが、彼は先日降板を発表。デジタル・スパイとのインタビューの中で、ジョニー・デップが主演に予定されているこの新作に向けてスタジオ側とのアイデアに相違があったことを理由に降板することを決定したと明かした。
そして今回、監督兼脚本家としてホラー映画「ソウ」シリーズなどで知られるリー・ワネルが新たに契約を交わしたことが明らかになった。
これと共に、当初主人公の透明人間(ジャック・グリフィン博士)を演じると発表されていたジョニー・デップの出演もなくなったという。しかしながら、現在企画中の他のモンスター作品に出演する可能性があると伝えられている。
現在ユニバーサルは、同社のクラシックモンスター映画を一挙にリブートする「ダーク・ユニバース」計画を進行中であり、「透明人間」もその企画の一つ。個々の作品が一つの世界を共有する、いわば「マーベル・シネマティック・ユニバース」のような世界観を作り上げようとしている。
ダーク・ユニバース発表時の写真(2017年)
Witness the beginning of a #DarkUniverse. pic.twitter.com/8g9eIbQfGa
— #DarkUniverse (@darkuniverse) May 22, 2017
しかしその「ダーク・ユニバース」の第一弾となった、トム・クルーズ主演の「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(The Mymmy)」は予想を下回る興行成績であったこともあり、第二弾で予定されていた「フランケンシュタインの花嫁」のプロデューサーらが降板し、企画は保留となっている。
様々な問題を抱えているダーク・ユニバース、「透明人間」やその他モンスター作品のリブートを無事に制作できるか。
Welcome to a new world of gods and monsters. #DarkUniverse https://t.co/yMPyGVMcvH pic.twitter.com/Yg1KAxg4WX
— #DarkUniverse (@darkuniverse) May 22, 2017
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