米ニューヨーク州出身のラッパー、フレッド・ザ・ゴッドサンが、新型コロナ感染による合併症で死去。35歳という若さで亡くなった。各メディアが報じている。
フレッド・ザ・ゴッドサンは現地時間4月23日、米ニューヨークの病院にて、新型コロナ感染による合併症が原因で死亡。彼は4月6日に、ツイッターとインスタグラムでコロナウィルスに感染していることを発表し、酸素マスクをする写真と共に「祈ってほしい」とファンに訴えかけていた。しかし残念ながら、これが彼による最後の投稿となってしまった。ゴッドサンは以前から、重度のぜんそくに悩まされていたという。
「クソみたいな新型コロナと闘ってる。みんなの祈りをよろしく!」
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彼の死を受け、米ヒップホップMCのファット・ジョーが追悼コメントを投稿。インスタグラムに2ショットの写真を載せ「俺の弟、なんて悲しいことだ。君のために夜通し祈って祈って祈った。たくさんの夢、会話、最高の時間を過ごしたよな。本当にショックだ。弟よ、本当に愛している。こんなに痛みを感じたのはいつぶりだろう」と、悲痛な思いをシェアした。
フレッドの妻であるリーアンは、彼が亡くなる前に病状などをファンや身内に対し報告していた。その中にはフレッドが、妻と娘と一緒にダンスをする動画もあり、「これはあなた(フレッド)が病気になる直前よ。でも大丈夫、あなたがすぐに良くなって、これまでより元気になって帰ってくるって知ってるから。神があなたのからだを治しているわ」とメッセージ。またファンに向け「みんながアップデートを待っているのは知っている。このウィルスは戦いよ・・・フレッドは戦っている。前より良くなっているし悪くなってない!祈り続けてください」と、夫をサポートしていた。
ゴッドサンは2011年にヒップホップ誌XXLの「FRESHMAN」に選出され注目を集め、数多くのアーティストの作品にも参加。先月には新プロジェクトを発表したばかりだった。