人気歌手のアリアナ・グランデが、自分のモノマネをする人々を批判するような発言をして注目を浴びている。
アリアナ・グランデは4月22日、自身のインスタグラムにて俳優/ライターであるジョーダン・ファーストマンの動画をシェア。彼は「ストレート(LGBTQではない)の男のマネ」や「コロナウィルスに対するワクチンを開発する責任者と仕事をしている人のマネ」などといった、さまざまなジョーク動画を投稿しており、その中には「ミーム(インターネットで出回るジョーク)を作る人のマネ」とタイトルを付けた動画も(投稿の3つ目)。この動画でジョーダンは、これからミームを生み出したいと考えている人になりきり、“こうやってミームが生まれるのでは”といったコンセプトを皮肉に表現した。
ジョーダンは「ねぇ、ちょっとアイデアがあるんだけど。アーティストが何年もかけて魂を注いだような映画とかテレビとかのワンシーンを盗んで、適当に自分たちでアレンジして加えちゃうのはどう?彼らがすごく頑張って、やっと実現したことの価値を下げちゃおうよ。それってビッチぽくてよくない?すごく退屈してるから、誰かの人生を台無しにしたい気分だし。そしたら誰でも(アーティストの作品を)盗めるし、楽しいじゃん?」と、皮肉たっぷりにミームを広めるひとのモノマネ動画を後悔した。
アリアナはこれにかなり賛同したようで、インスタグラムのストーリーでこの動画をシェア。彼女は「OMG,これってTikTokでポニーテイルにして、キャット・バレンタインの声を出して、つり上がったアイラインを書いて、スウェットシャツをして私のマネをしている女の子たちにも当てはまるかな・・・だってその通りだもん・・・」と、泣いている絵文字をつけコメント。さらに「“価値を下げちゃおうよ”ってフレーズで叫んだ」と書いている。
アリアナ・グランデのモノマネで人気となったペイジ・ニーマン
https://twitter.com/teaupdatin/status/1253376755374723074
ネット上にはアリアナとソックリの髪型、メイク、ファッションをし有名になっているユーザーが数人いる。おそらくアリアナは、苦労して築き上げたアーティストとしての自分のスタイルを簡単にマネされてしまうことに違和感を感じていたのかもしれない。このインスタグラムのストーリーは、投稿後に削除されている。