『アイアンマン2』(2010)以降MCUで活躍し、新作単独映画『ブラック・ウィドウ』の公開を控えるブラック・ウィドウ=ナターシャ・ロマノフを演じた人気女優のスカーレット・ヨハンソン。しかし当初、ブラック・ウィドウ役でスカーレット・ヨハンソンは第2候補だったという。そして第2候補だったことの心境を、最近のインタビューで明かした。
ブラック・ウィドウの当初の第一候補は『クワイエット・プレイス』や『メリー・ポピンズ』シリーズなどで知られる人気女優のエミリー・ブラントだった。しかし、エミリーはジャック・ブラック主演の映画『ガリバー旅行記(原題: Gulliver’s Travels)』に出演する契約がすでにあったため、ブラック・ウィドウを断念したのだという。
エミリー・ブラント↓
これまでの作品でアクションもこなしてきたエミリー↓
スカーレット・ヨハンソンはマーベル・スタジオの最初の候補ではなかったが「最初に拒否されたあとに、その役をゲットするということは素晴らしいことだったわ。私は基本的に、セカンドチョイスの立場からキャリアを作り上げたの」と、最近のインタビューでポジティブなコメントを残した。最初に選ばれなくても、結果的に自身の最大のキャリアを築き上げることができたスカーレット・ヨハンソン。彼女のこのポジティブな考え方に、感銘を受けたファンも多かっただろう。
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、米公開日が2020年11月6日へと延期された『ブラック・ウィドウ』。本作は、『アイアンマン2』(2010)で映画作品への初登場以来、アベンジャーズの一員として『アベンジャーズ』(2012)、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)、そして『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)と計7本の作品で、アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー、スパイダーマンらと共に活躍し人気を確立したブラック・ウィドウの単独作品。ブラック・ウィドウはこれまで、ほかのアベンジャーズのメンバーとは違い、過去が語られる事がなかった。新作『ブラック・ウィドウ』は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』で衝撃の決断を下した彼女の過去と秘密が描かれているため、公開を待ち望んでいるファンも少ない。