インド出身の俳優イルファーン・カーンが4月29日、53歳でこの世を去った。
イルファーン・カーンは、以前、2018年に神経内分泌腫瘍を発症し、ロンドンで治療を受けていた。そして4月28日火曜日、結腸感染症でムンバイのコキラベン病院に入院したが、その直後に亡くなった。イルファーン・カーンの代弁者は彼の死を認め、「彼は多くの症状と戦った」とコメントしたという。
1967年にインドのラジャスタン州ジャイプールで生まれたイルファーン・カーンは、1984年に演劇を学び、演技のキャリアを追求するためにニューデリーの国立国立学校に入学。その後、インドのテレビ番組などで10年ほどキャリアを積み上げ、映画『その名にちなんで』で国外で高評価を得た。その後、アメリカやイギリスの映画でも活躍していた。
第81回アカデミー賞で作品賞を含む8部門の受賞を果たした『スラムドッグ$ミリオネア(原題: Slumdog Millionaire) 』のほか、アンドリュー・ガーフィールド主演の『アメイジング・スパイダーマン(原題: The Amazing Spider-Man) 』、第85回アカデミー賞で11部門ノミネート、作品賞を含む最多4部門を受賞した『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日(原題:Life of Pi)』、クリス・プラットが主演を務めた注目シリーズの第一作目『ジュラシック・ワールド(原題:Jurassic World) 』などに出演していた。
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