オスカー女優グウィネス・パルトロー（46）が、スキー中に男性をはね飛ばし負傷させたが、そのまま放置して立ち去ったとして、男性から訴えられた。
事故が起きた米ユタ州の現地メディア「KUTV」によれば、2016年2月、スキー中に「コントロールを失った」グウィネス・パルトローは、テリー・アンダーソンという男性に背後から衝突する事故を起こした。しかしパルトローは立ち上がると、「深刻な怪我を負い、雪中に倒れた男性を放置して立ち去った」という。
事故を目撃したというインストラクターは、原告の男性が事故の原因を作ったと主張。一方でこの男性は、インストラクターがウソをついていると反論し、事故時の自分をこの人物もまた放置したと述べている。
原告の男性は、事故によって脳に傷を負い、また肋骨4本を折るなど、大ケガをしたと述べている。にもかかわらず、グウィネス・パルトローは「なんら責任を取ることなく」事故現場のスキー場を立ち去ったと責めている。
原告の男性は記者会見を行い、事故の後遺症はまだ続いていると主張。「説明しようがない痛みがある」として、グウィネス・パルトローに対して310万ドル（約3億4千万円）の賠償金を求めている。
グウィネス・パルトローは、自身が所有する会社「Goop」の代理人を通じ、公式声明を発表。訴えは事実と異なるとして、「この訴訟にはなんのメリットもなく、訴えが不当であることが証明されることを期待している」と、真っ向から対立する構えだ。
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