歌手のテイラー・スウィフトが、医療従事者として最前線で新型コロナウイルスと闘っているファンに向けて感謝の気持ちとして、すてきなプレゼントを贈ったことが話題となっている。米ピープル誌などが伝えている。
サプライズを受けたのは、ユタ州のマッケイディー病院で働くナースのホイットニー・ヒルトンさん。彼女は大ファンであるテイラー・スウィフトから直筆の手紙と大量のグッズを贈られたのだ。
I need to PUBLICLY THANK TAYLOR SWIFT @taylorswift & @taylornation13 @treepaine for sending me a box full of Merch & a PERSONALIZED LETTER from Taylor herself for my 30th birthday/for going to NYC 🗽to help as a nurse. This was quite literally the BEST DAY OF MY LIFE. 😍 pic.twitter.com/FqGMsZGixs
— Whitney (Taylor’s Version) (@TaNnEytWiT) May 3, 2020
ホイットニー・ヒルトンさんは、感染爆発を起こしていたニューヨークの病院で最近まで支援スタッフとして勤務していた。今回のサプライズは彼女の誕生日だけでなく、無事に自宅へ戻れたことを祝うためのものでもあったのだ。
テイラーは手紙の中で、「どうしても感謝の気持ちを伝えたくて、プレゼントを送ったわ。自分を犠牲にしてでも、世界に事の深刻さを発信してくれて本当にありがとう」と綴っており、「あなたが私のコンサートに来てくれたときの写真を見たわ!来てくれてありがとう。今度はぜひ、直接会ってハグさせてね。愛と敬意を込めて」と締めくくっている。
ホイットニーさんは日曜、ツイッターにこの様子を投稿。「このテイラーの優しさ、みんなに伝えたいわ!私の30歳と誕生日と自宅に帰れたお祝いに、箱いっぱいのギフトと直筆の手紙を送ってくれたの。本当にありがとう。人生で最高の1日だわ!」とコメントを添えた。
ホイットニーさんは先月、ブログ内でニューヨークの医療現場について赤裸々に語っており、まさに「現代の戦場」だと表現していた。ブログ内では、「語り尽くせないくらい、現場は大変なことになぅているわ。ニューヨークはとても悲惨な状況よ。患者も、看護師も、医師もみんな助けを必要としてる。こんな深刻な事態は初めてよ。どうかみんな、自分たちにできることを精一杯やって、身を守ってね」とつづっていた。