ザック・エフロン(31)が、実在の殺人鬼テッド・バンディを演じた新作映画「Extremely Wicked, Shockingly Evil and Vile(原題)」について、事件の被害に遭いながらも生存した女性がコメントしている。
テッド・バンディは、1989年に処刑された実在のシリアルキラー。1970年代のアメリカで、30人余りの若い女性を強姦、殺害した凶悪犯だが、その凶行に似つかわしくないハンサムなルックスや、洗練された手口で有名だ。しかしあまりに残酷な行為から、フロリダ州で起こした事件だけで、3回の死刑を宣告されている。ザック・エフロンは、新作映画「Extremely Wicked, Shockingly Evil and Vile」で、この凶悪犯役に抜擢。カリスマ性を発揮しながらも、凶行を繰り返していく男の人生を演じた。
20歳のとき、実際にバンディの被害に遭いながらも、生還した女性は、米TMZに対してサンダンス映画祭で公開されたばかりの本作についての感想を述べている。
彼女は「観客が、この男性は普通ではないと認識する限り、問題はない」との見解を述べている。テッド・バンディを「美化するのではなく、ありのままを見せ、人々がポジティブで素晴らしいコメントを述べるとすれば、それこそバンディの望んだこと」と語った。
一方で、1974年に当時17歳の娘を殺された母親は、NETFLIXが配信しているバンディを題材にしたドキュメンタリー「殺人鬼との対談: テッド・バンディの場合」を含め、彼が再注目されていることについて、Peopleに「なぜ私たちから奪い続けるの」と悲痛な胸の内を告白。「懸命に気にせず、前向きになろうとしているのに、傷つけられる。最悪の出来事よ」と不快感を示している。
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