人気歌手のケイティ・ペリーが、中止となってしまったファッションの祭典「メットガラ(2020 Met Gala)」で着る予定であった衣装を公開した。
「メットガラ」は毎年5月の第一月曜日に、米ニューヨークのメトロポリタン美術館で開催されるファッションの祭典。有名ファッション誌「Vogue」の編集長アナ・ウィンターが主催を務め、毎年テーマに合わせた衣装で、多くのセレブたちが集まる。
今年は5月4日に開催が予定されていたが、新型コロナウイルスの影響で延期に。ニューヨーク市のアンドリュー・クオモ市長は、3月16日朝、50人以上の集会はさけるべきだと発表。メトロポリタン美術館は「ガイダンスに従い、すべてのプログラムとイベントは5月15日までキャンセル、または延期します」と発表した。
イベントは一旦中止となってしまったが、この日のためにすでに衣装を用意、製作していたセレブたちは数多くいる。
そんな中、歌手のケイティ・ペリーが、今年の「メットガラ」で着る予定であった服を公開した。
日本時間5月5日、ケイティはインスタグラムに「『メットガラ』だったとしたら…」というキャプションと共に、着る予定であった衣装を公開。衣装は胸の部分、そして妊娠を強調するかのようにお腹の部分が突き出たインパクトのあるデザインだ。
こちらは引退を表明したフランスの人気デザイナーのジャン=ポール・ゴルチエによる衣装で、またこの胸部分のコーンブラが、歌手のマドンナが1990年に行った世界ツアー「ブロンド・アンビション・ツアー」の時の象徴的な衣装であり、またジャン=ポール・ゴルチエこそがこのコーンブラの衣装を作った人物なのだ。
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— MakeOverShare (@MakeOverShare) November 5, 2015
彼は「メットガラ」で再びコーンブラの衣装を作り、ケイティに着てもらう予定であったが、残念ながらそれは叶わなかったため、残念がる声が多くあがっている。ぜひとも何か別の機会に着てほしいところ…。