4年前に事故死したとされていた元プロサッカー選手のヤニック・カンバが、実は生きていたことがわかり世界を驚かせている。
ヤニック・カンバは1986年生まれのコンゴ人DF。カンバ自身はトップチームでプレーすることなく2007年に退団し、その後現役を引退。そして2016年1月9日にはコンゴで交通事故に遭って死亡したと報じられた。
しかし今回、ドイツの検察官が「カンバはドイツに戻ってきています」と証言。彼は間違いなくカンバ本人だと断言している。Bildによると、カンバはドイツのゲルゼンキルヒェンにあるエネルギー供給会社にて、化学技師として働いているという。
カンバ本人も2016年当時に起きたことを説明。彼が2016年1月にコンゴを帰省した際、友人にすべての身分証とお金と携帯電話を奪われ置き去りにされたと話し、また2018年にはコンゴにあるドイツ大使館で「自分はまだ生きている」と証明しに行ったが、身分証明書がなかったために手続きがかなり長引いたと、4年間もの間亡くなっていることになっていた理由を明かした。
ドイツの検察によると、カンバの妻はカンバの死亡証明書やその他の書類を不正に獲得したとして起訴されており、今後も彼女に対し調査が進められるという。妻自身は不正を否定している。妻は、カンバの偽の死により生命保険料を“7ケタ”のユーロ(日本円で1億円以上)受け取ったと言われている。
彼の死は妻によって偽装されたのか・・・?まだまだ謎な部分が多いが、彼のファンは思わぬ朗報を聞き喜んでいる。
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