新型コロナウイルス感染拡大の影響で、家族全員が外出自粛を余儀なくされている今、歌手のビリー・アイリッシュは父親と一緒に新しいことをスタートさせた。LA Timesなどが報じている。
ビリー・アイリッシュは先日、アップル・ミュージック(Apple Music)のラジオで新番組をスタートさせることを発表した。共演するのは実の父であり、映画『アイアンマン』などにも出演する俳優のパトリック・オコネルだ。
「me & dad radio」と題された番組では、2人がそれぞれのお気に入りの音楽を紹介する他、音楽が家族の生活に与えた影響など、世代を超えて楽しめるトークを繰り広げる。
このニュースについてビリーは、「父と私はこれまでにもお互いに音楽に関する情報交換をしてきたの。父が私に音楽の素晴らしさを教えてくれたし、私が父に曲を勧めることもあったわ」とコメントしている。
初回に公開されたプレイリスト↓↓
ビリーは先日、Global Citizenが主催して行ったチャリティーコンサート「Together at Home」に兄でありプロデューサーでもあるフィネアス・オコネルと共に出演。1963年にヒットしたボビー・ヘブの楽曲「Sunny」を披露し、18歳とは思えぬ渋い選曲が話題となった。
ビリーはこれまでにもアップルミュージックのラジオ番組「groupies have feelings too」を担当していたが、紹介するのはドレイクやフランク・オーシャンなど最新の楽曲が中心だった。新番組では懐メロも紹介するが、ビリーの影響で若者達も注目することになるだろう。
なおビリーのアルバム「When We All Fall Asleep, Where Do We Go?」は1月に行われたグラミー賞で主要4部門を独占している。このアルバムは昨年、アップル・ミュージックで最も多くのストリーミング数を記録している。
「me & dad radio」はアップル・ミュージックにて放送。初回は5月8日に放送され、今後全6話が放送される予定だ。