イギリスで最もリッチなミュージシャンの1人といえば、エド・シーランだろう。多くのヒット曲を世に送り出し、大規模な世界ツアーも行っている。これまでにも何度かイギリス国内の30歳以下の長者番付に登場した彼だが、今年は2年連続で1位に輝いた。
彼の総資産は約2億ポンド(約260億円)と報じられている。30歳以下の部門では1位となった彼だが、イギリスのミュージシャン全体でみると1位への道のりは遠いようだ。トップに君臨するアンドルー・ロイド・ウェバーとポール・マッカートニーの総資産は8億ポンド(約1040億円)と言われている。
エンターテイメント業界紙の「Pollster」が英デイリー・メール紙に寄せたレポートによると、昨年エドが行った260公演の世界ツアー「ディバイド・ツアー」の興行収入は約7億7550万ドル(約830億円)とされており、ロックバンド「U2」が2011年に打ち立てたツアー収入の最高記録を上回った。
なお260公演におよぶ世界ツアーの最終公演にて、エドは1年半の休養に入ることを宣言した。エドは昨年、幼馴染のチェリー・シーボーンと極秘に結婚しており、公式YouTubeチャンネルにて「チェリーとの新生活をスタートさせるよ。これから先の20年、忙しい日々を送り続けるわけにはいかないんだ。子供ができたら、状況は一変するからね。家族のために自分を捧げたいと思っているよ」と語り、今回の休養が新婚生活を穏やかに過ごすためのものだと明かしていた。
なお、エドは自身の財産をイギリス全土で購入した多くの土地に投資するなど、正しい知識を持って運用管理している。いずれはミュージシャン全体の長者番付でも上位にランクインすることになるだろう。
