人気歌手ビヨンセと、人気ラッパーのカーディ・Bが、実はコラボ曲のリリースを予定していたようだ。
カーディ・Bといえば、2017年2月にアトランティック・レコードとのメジャー・レーベル契約。同年にリリースしたメジャー・デビュー・シングル「ボーダック・イエロー」は、大ヒットを飛ばし、ビルボードのシングルチャートで見事1位を獲得。また「第61回グラミー賞」では、女性としては初となる「最優秀ラップ・アルバム賞」を受賞したことも大きな話題となった。
そんなカーディが華々しいデビューを果たした2017年、実はあのビヨンセとのコラボ曲のリリースが予定されていたようだ。
先日、「ボーダック・イエロー」のプロデューサーのJ.ホワイト・ディド・イットが、「RealLyfe Productions」のインタビューに応じ、ふたりのコラボがなくなってしまった理由を明かした。
「3年前、ビヨンセとカーディのコラボの話があったけど、うまくいかなかったんだ。ふたりが一緒に曲を作るっていうのが拡散されてしまって…。この時、リリース前に曲がリークしてしまったんだ」
リークしてしまったとき、もうリリースは無くなったとわかったという。「オレはただそこにに座って待っていた。インターネットを見ていたら、それがリークしたんだ」と明かしている。
ビヨンセは、これまでにもサプライズで曲やアルバムをリリースしてきているだけに、このリークは絶対にありえないことだったようだ。しかし当時リリース前に、サウンド・エンジニアのマイケル・アシュビーが、「ビヨンセとカーディのデモ」と表示されている画像をインスタグラムのストーリーに投稿したから、一気に情報が流れ、拡散されてしまった。
またお蔵入りとなってしまった曲名は「Wet」というものだったという。残念なできごとであったが、またふたりのコラボを期待したいところ…。