先日発売されたアリアナ・グランデとジャスティン・ビーバーのコラボ曲「Stuck With U」がビルボードチャートで初週1位を獲得。しかし、これに米ラッパーのテカシ・シックスナイン(Tekashi 6ix9ine)が「不正だ」と訴え、さらにアリアナとジャスティンが彼に対し反論するという対立が起こっている。
【動画】Ariana Grande & Justin Bieber – Stuck with U (Official Video)
アリアナ・グランデとジャスティン・ビーバーのコラボ曲「Stuck with U」は5月8日にリリース。さらにリリースと同時にミュージックビデオも公開。MVではジャスティンたちが事前にファンたちから募集したビデオを採用。プロムがテーマとなっており、自宅の中でもドレスでダンスしたり、家族や恋人と楽しく過ごす映像で溢れている。
同曲はリリース初週でビルボード・ホット・100チャートにて堂々1位を獲得。アリアナにとって3曲目、ジャスティンにとっては6曲目のナンバーワンとなった。同曲の利益は、子供たちを支援する団体『1st Responders Children’s Fdn.』へ寄付され、グローバル・パンデミックの最前線に立っている医療従事者、救急医療技術者、救急隊員、警察官、消防士の子供たちに助成金と奨学金を提供される。
しかし、このランキングに、米ラッパーのテカシ・シックスナインが意義を申し立てた。彼はアリアナ&ジャスティンと同時期に、刑務所から出所してから初の新曲「GOOBA」をリリースしたのだが、ランキングには3位にて初登場となった。
これに不満を感じたテカシは、ビルボードのアカウントをタグ付けし「お前たちは嘘つきで腐っている」「ズルをしたのがバレているし世界はそれを知るだろう」とインスタグラムで投稿。また別の投稿には「6つのクレジットカードが最後の1時間で6万枚を買った」と、「Stuck With U」のに対すると思われる文章もある。
また、アリアナのみをタグ付けし「君は才能あるし美しいから、攻撃してるわけじゃないとわかってほしい。でも君に僕の痛みは理解できない」とコメントする動画も投稿。
これを見たアリアナは自分のアカウントで、1位をお祝いする投稿に「私のファンが曲を買った。ジャスティンのファンが買った。私達のファンが買った(一人4枚以下ね、ルールだから)。今週のランキングに不満足な人や、仕事熱心な女性を信用しないようにどうにか脳みそを使っている人(なぜか女性に対してだけね・・・)は、もっと謙虚になって」「トップ10のみんな、おめでとう。3位もね」と反論している。
またジャスティンはテカシに対し「6万枚という数字は、1週間の累計数。数を1週間公表しないのは、“作戦”と呼ばれているんだ」「彼は6つのクレジットカードで3万枚が買われたと言っていたけどそれは嘘。本当のルールは、1枚のカードにつき最大4枚までしか買えないということ」「アリアナの名前を言うなら僕のも言って。これは僕たちの曲なんだから」とコメントしている。
Justin via instagram stories:
"[…] If you gonna say her name make sure you say mine because it's our song." pic.twitter.com/9QZfya1EZ5
— Justin Bieber News (@yourbiebernews) May 18, 2020