大人気海外ドラマ「フレンズ」で知られる女優のリサ・クドローは先日、英タイムズ紙のインタビューに応じ、ドラマへの批判について言及した。
1994年から2004年まで放送されたこのドラマは、世界中で大ヒット。今も多くのファンに愛され続けている。また今年、キャスト再集結の特別エピソードも公開される予定だ。
同ドラマのフィービー役で知られるリサ・クドローはインタビュー内で、同ドラマが「白人主義」だと今も批判されていることについて言及し、もし現代版にリニューアルされたらどのようなものになるか、その構想についても明かした。
「全く違うものになるでしょうね」と語り始めたリサは、「間違いなく、キャスト全員が白人ということはないわ」とコメント。さらに、「あの作品は、当時を反映しているものとして見てほしいの。いいとか悪いとかじゃなくてね」と付け加えた。
また、時代を感じさせない部分もあるとした上で、当時の人々に訴えかける内容もあったと明かした。「このドラマはすごく革新的だったと思うわ。妻がレズビアンだったことがきっかけで離婚したのに、その後生まれた子供を一緒に育てるなんて、当時では考えられないでしょ?それに、当時は一般的でなかった代理母出産も取り上げていたわ。常に新しいことに挑戦していたのよ」と語っている。
リサはこのドラマに参加したことを全く後悔していないと語り、「フレンズ」は単なるコメディドラマではなく、「人々のつながり」をテーマにしたドラマだとコメントした。
さらにリサは、ドラマ内で演じたキャラクター、フィービーが外出自粛の続く現代で暮らしているとしたら、芸術活動に励んでいるか、もしくは子供たちの世話をしているのではないかと冗談まじりに答えた。
「もしフィービーに子供がいたとしてたら、芸術に関してはとことん厳しく教育しているかもしれないわね。やたら大きくて、ちょっと変わった作品ばかり出来上がるの」と語った。