人気SF映画『スター・ウォーズ』シリーズで、主人公ルーク・スカイウォーカーを演じた俳優マーク・ハミルは、監督のジョージ・ルーカスに別のシナリオを提案していたことを明かした。もしこのマーク・ハミルの案が採用されていたら、ストーリーは全く別物になっていただろう…。
そもそもハミルが、物語内でのルーク・スカイウォーカーの展開について納得していないことは広く知られていた。しかしその後、マークはツイッターに、「自分が不安や疑問に思ったことをオープンするべきではなかったよ。製作に対する感覚の違いはどの作品でもあることだけど、本来は非公開であるべきなんだ」(2017年12月)と投稿していた。
I regret voicing my doubts & insecurities in public.Creative differences are a common element of any project but usually remain private. All I wanted was to make good movie. I got more than that- @rianjohnson made an all-time GREAT one! #HumbledHamill https://t.co/8ujJfBuEdV
— Mark Hamill (@MarkHamill) December 26, 2017
またマークは先日出演した「SiriusXM」のラジオ番組にて、『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』撮影時に、ルークはダークサイドに堕ちるべきだと監督のジョージ・ルーカスに訴えていたと明かした。
「ジョージに文句を言ったのを覚えてるよ。『展開が予想できるし、浅いんじゃないか』ってね。そしたらジョージは『マーク、この映画は子供たちのために作っているんだよ』と諭されたよ。ジョージは常に、子供たちや少年たちが観ることを想定して作ってたんだ」と語った。
またマークは、なぜそのような考えに至ったのかについても語り「当時は暗い色の服ばっかり着てたんだよ。だから、いつかダークサイドに堕ちるんだって思ってた。誰だって、いつかは悪役を演じてみたいと思うものだろ?」と付け加えた。
またマークは最新作『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』でルーク役を卒業すると発表しており、撮影時は複雑な心境だったことを明かした。今の楽しみは、動画配信サービス「Disney+」で配信されているドラマ「マンダロリアン」のシーズン2だそうだ。