『キャッツ』や『セックス・アンド・ザ・シティ』『ドリームガールズ』などの出演で知られる女優で歌手のジェニファー・ハドソンが、ニューヨークのパパラッチから訴えられていたことがわかった。Page Sixが伝えている。
マンハッタン連邦裁判所で水曜日に起こされた訴訟によると、カメラマンのフェルナンド・ラマレスは、全身ピンクコーデのジェニファーをスナップ。その写真を、とあるニュースサイトが購入し、2019年12月21日に記事が掲載されていた。
数日後、同じ写真がジェニファーのインスタグラムのページにフェルナンド・ラマレスの著作権がわからないように加工を入れて投稿され、 3万件を超えるほどの「いいね!」がついていた。
フェルナンド・ラマレスは著作権侵害の申し立て、最大17万5,000ドル、そしてプラスで弁護士費用を求めているという。
フェルナンド・ラマレスの弁護士、リチャードリーボウィッツ氏は、「多くのセレブがソーシャルメディアを使用して、ファンに手を差し伸べるため、写真を使用してブランドを宣伝しています。 しかし、ハドソンさんと彼女の会社は、写真を使用するための適切な許可を取得していませんでした。また、ハドソンさんは、彼を著作権者として識別する写真家の透かしを切り取ったのです。そんなことはできません」とコメントした。
ジェニファー・ハドソンの担当者は、コメントを発表していない。
これまで、海外セレブとパパラッチの論争は何度も報道されてきた。過去には、人気歌手アリアナ・グランデが、ストレートのロングヘアにスウェット、ブーツ、そしてアルバムタイトル、ツアー名にもなっている「スウィートナー」とかかれた透明バッグを持って歩いている自身の写真をインスタグラムに投稿したところ、この写真を撮影したパパラッチのロバート・バーベラが、著作権侵害であるとアリアナのことを訴えていた。