今年5月4日に開催が予定されていた、ファッションの祭典「メットガラ(2020 Met Gala)」が、新型コロナウイルスの影響で正式に中止となった。
「メットガラ」は毎年5月の第一月曜日に、アメリカ・ニューヨークのメトロポリタン美術館で開催される、ファッションの祭典。ファッション誌「ヴォーグ」の編集長のアナ・ウィンターが主催を務めている。毎年テーマに合わせた衣装で多くのセレブたちが集まり、2019年は歌手のレディー・ガガと「ワン・ダイレクション」ハリー・スタイルズ、テニス選手のセリーナ・ウィリアムズなど豪華著名人がホストを務めた。
毎年注目が集まる「メットガラ」だが、今年は新型コロナウイルスの影響で開催が見送られることが3月に発表されていたが、「メットガラ」の広報が、「Women’s Wear Daily」に対し、今年は正式にキャンセルとなったことを明らかにした。
本来であれば今年のテーマは「About Time: Fashion and Duration」で、「時間」「タイムレス」をイメージしたファッションとなっていた。またメインスポンサーは「ルイ・ヴィトン」で、女優のエマ・ストーンとメリル・ストリープが共同ホストを務める予定であった。
また歌手のケイティ・ペリーは、インスタグラムにて今年の「メットガラ」で着る予定であった衣装を公開していた。
同衣装は引退を表明したフランスの人気デザイナーのジャン=ポール・ゴルチエによるデザインのもので、胸部分のコーンブラが、歌手のマドンナが1990年に行った世界ツアー「ブロンド・アンビション・ツアー」の時の象徴的な衣装をオマージュしている。
今回は中止となってしまったが、来年の「メットガラ」にはまた大いに注目が集まりそうだ。
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