人気歌手のアリアナ・グランデ(26)が、2017年に自身のコンサートで起きた自爆テロ事件への想いを書きつづった。
2017年5月22日、世界ツアー「デンジャラス・ウーマン・ツアー」を行っていたアリアナ・グランデが、イギリスのマンチェスターで公演を開催。そのコンサート直後にテロ組織による自爆テロ事件が起き、22人が死亡し、500人以上が負傷するという悲惨な事件となった。
悲惨な事件からもうすぐ3年が経とうとしており、アリアナはインスタグラムでその想いを書きつづった。
米時間5月20日、インスタグラムのストーリーにアリアナは「今週やってくる周忌の、悲しみと途方もない重さを感じているみなさんへ、その思いに浸る瞬間と私の愛を贈りたいです。これがみなさんと私自身に影響を及ぼさない日はありません。今週はずっと、そして今週末は、私はみなさんのことを想います。私の心、想い、祈りはいつもみなさんと共にあります」と書きつづった。また最後にはマンチェスターの象徴であるハチの絵文字をつけている。
Ariana Grande has posted the following message on Instagram ahead of the third anniversary Manchester Arena attack❤️ 🐝 pic.twitter.com/ThUQHuIJPE
— Mainly Manchester (@ManchesterDose) May 21, 2020
当時、事件後アリアナはショックと悲しみで、もうコンサートはできないと感じていたが、2週間後の6月4日、犠牲者たち、その家族たちへの支援を目的とした慈善コンサート「ONE LOVE MANCHESTER」を開催し、アリアナ他、ジャスティン・ビーバーやマイリー・サイラス、ケイティ・ペリー、リアム・ギャラガーなど多くの人気アーティストたちが出演した。
現在もアリアナは、事件からPTSD(心的外傷後ストレス障害)を抱え、インタビューでは「めまいと不安に駆られる」「自分がこんなに苦しんでいるなんて公の場で話すべきではないと感じています。家族を亡くしたファンのみなさんの方もとってもつらいとわかっているから」と、事件後もずっと苦しんでいることを明かしていた。