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ケンダル・ジェンナー、大惨事となったフェス「ファイア・フェスティバル」にギャラの一部の1000万円を返金

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ケンダル・ジェンナー

モデルのケンダル・ジェンナーが、大惨事と呼ばれた「ファイア・フェスティバル」に関する一連の問題を受け、約9万ドル(約1000万円)を支払うこととなった。

「ファイア・フェスティバル」は2017年、当時25歳の起業家ビリー・マクファーランドよって企画された、南国バハマで行われた音楽フェスだ。高級ホテルや豪華な食事、チャーター機などをウリとして、多くのセレブ達が宣伝を行った。しかしあまりにもずさんな計画により高額なチケット代に反してアーティストは全く集まらず、質素な食事やテント泊という悲惨な結果に終わり、チケット購入者から詐欺として訴えられていた。

E!Newsが入手した資料によると、ケンダル・ジェンナーはファイア・フェスティバル主催者側がプロモーションを依頼するため彼女に支払った27万5000ドル(約2900万円)の内一部を返金することに同意したようだ。

昨年8月、主催者側はニューヨークの破産裁判所に申し立てを行い、ファイア・フェスティバルが失策であったことを認め、多くのセレブ達に支払っていた広告費の返還を求めた。

このセレブの中にはケンダルだけでなく、エミリー・ラタコウスキーやバンド「Blink182」なども含まれている。ケンダルがこのイベントをPRしたというインスタグラムの投稿は既に削除されているが、その中には義兄カニエ・ウエストのレーベルG.O.O.D Musicから多くのアーティストが出演することや、アフターパーティーへの招待特典などが記載されていた。

ケンダルは昨年のニューヨークタイムズ紙のインタビューで、今回の件に関わっていたことを認め、「多くの人から、あれを宣伝してくれ、これを宣伝してくれっていわれるけど、それがどう転ぶかなんてわからないじゃない。時にはリスクもあるわ」と答え、「できるかぎり調査してからPRしてるけど、全く新しいプロジェクトだと十分な情報も得られないから、うまくいくように祈るしかないのよね」と付け加えていた。

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