ザック・エフロン(31)が、新作映画「Extremely Wicked, Shockingly Evil and Vile(原題)」にて、実在の殺人鬼テッド・バンディ役を引き受けた理由を明かしている。
ザック・エフロンが演じたテッド・バンディは、1989年に処刑された実在のシリアルキラー。1970年代のアメリカで、30人余りの若い女性を強姦、殺害した凶悪犯だが、その凶行に似つかわしくないハンサムなルックスや、洗練された手口で有名だ。
しかしあまりに残酷な行為から、フロリダ州で起こした事件だけで、3回の死刑を宣告されたこの人物を、ザック・エフロンは新作映画「Extremely Wicked, Shockingly Evil and Vile」で演じている。
「Extremely Wicked, Shockingly Evil and Vile」は、先日サンダンス映画祭で封切りを迎え、一般に向けた予告映像が公開された。しかし実際の事件被害者は、「バンディの凶行を美化する行為だ」と反応は冷たい。
実在の事件であり、ほんの数十年前の出来事とあって、こうした拒否反応はあらかじめ予想できたはずだ。にもかかわらず、ザック・エフロンがテッド・バンディ役を受けた理由はなぜなのか。本人がVarietyに対して明かしている。
ザック・エフロンいわく、「この映画は人間を描いている。もしかすると、親しくなれるかもしれない誰かについての作品だ」。また、「これまで観たことがない、非常に独特な視点から描いたラブストーリーでもある」と評している。彼はそこに「興味をそそられた」と言うのだ。
また、E!Newsのインタビューに対して「もっともエキサイティングなのは、テッド・バンディのカリスマ性を体現できたところ」とコメント。彼は別のインタビューも、バンディが持っていた“魅力”を強調しており、一緒に収監されていた囚人や、警察官からも愛されていたと述べている。
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