かつて、“ラブコメ映画の女王”として世界中から愛された女優キャメロン・ディアス。そんな彼女の姿をスクリーンで観なくなってからかなりの時間が経ったが、本人と関係者が今後の復帰の可能性について明かした。
キャメロン・ディアスが最後に出演したのは、2014年公開の映画「アニー」だ。しかし、彼女は意図的に映画から離れる道を選んだようだ。
2019年、雑誌「InStyle」のインタビューに答えたキャメロン・ディアスは、自身の女優としてのキャリアについて、「これまでの人生を振り返ってみたの。もう半分以上を女優として捧げてきたわ。一度ゆっくりと自分の為の時間を作って、この世界に戻ってくるべきなのかどうか考えたいと思ったのよ」と明かした。
また先週にはインスタグラムのライブ機能を使い、ファンに対して「今のところ、これ以上映画に出る気はないわ」とも語っていた。
しかし、引退と決定づけるには早いようだ。ニュースサイト「Entertainment Tonight」が伝えたところによると、彼女は現在、まだ幼い娘のラディックスちゃんと夫でミュージシャンのベンジー・マッデンの3人家族で穏やかに過ごしたいという思いが強く、今後は家族との生活に支障が出ない範囲で女優業を再開させるのではないかとのことだった。
関係者は同番組の取材に対し、「キャメロンは女優業を離れ、愛娘と夫と過ごせる今の生活をとても楽しんでいるようだよ。これまで20年近く仕事に捧げてきたんだ。少しくらい休養も必要だよ」と語り、「キャメロン自身も、今は母親としての生活を満喫していうようで、育児に力を注いでいるよ。将来のことも、映画関係も含めていろいろ考えてはいるようだけど、今はとにかく家族が一番のようだね」と付け加えた。
そんなキャメロンだが、少し前に行われた元メイクアップアーティストのグッチ・ウェストマンと対談で、「二度と戻らないとは言わないわ」と、事実上は引退していても今後戻る可能性があることも明かしていたことから、可能性はゼロではないようだ。
いつかまた、彼女がスクリーンで活躍する様子を見てみたいものだ。
