映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』の続編を願うファン達によって拡散されたハッシュタグ「#MakeSolo2Happen(ハン・ソロ2を実現させよう)」が、ツイッター上で話題となっている。これまでにも、度々トレンドに上がることがあったこのハッシュタグ。そのたびに立ち消えていたが、少しずつ実現に近づいているかもしれない。
2018年に公開された映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』はスター・ウォーズに登場するキャラクター ハン・ソロのスピンオフムービーとして期待値が高かったにも関わらず、ファンからの批判も多く、興行収入も奮わなかった。そのためしばらくスピンオフ作品の制作を保留にしていたディズニーだったが、このたび、「オビ=ワン・ケノービ」を主人公としたスピンオフ作品がディズニーの動画配信サービス「ディズニー・プラス」で制作されることが決まったことで、ハン・ソロの続編も現実味を帯びてきたのだ。
しかし、実際に制作するとなると、出演者のスケジュール調整をはじめ様々な問題が考えられる。一度映画としては失敗しているだけに、予算も多くは組まれない。規模だけなら、現在大ヒットしている実写版ドラマ『マンダロリアン』には及ばないだろう。ハッシュタグが盛り上がっているというだけでディズニーが制作に乗り出す可能性はかなり低い。
もし万が一実現するとするなら、オビ=ワンのように6話で完全に完結する方法が取られるのではないだろうか。しかしよく考えれば、トータルの放送時間は映画1本とさほど変わらない。であれば、わざわざエピソードを分割せず一気に仕上げてしまったほうが、出演者のスケジュール問題も解消するだろう。
ここまでいろいろと実現の可能性を探ってみたが、ディズニーがハン・ソロを失敗として見ている以上、続編の可能性はかなり低いかもしれない。