強姦罪などの罪で有罪判決を受けた、元大物映画プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインが新しい訴訟を起こされたことがわかった。
今回訴訟を起こしたのは、43歳のテネシー州在住の女性。彼女は、1994年にハーヴェイ・ワインスタインがニューヨークのホテルに“仕事の会議だ”として、彼女を誘い込んだと主張。当時、彼女は17歳だった。そしてハーヴェイ・ワインスタインは彼女に対し、もし演技の仕事が欲しければ、彼を性的に満足させる必要があると伝えたのだという。
法定文書によると、ハーヴェイ・ワインスタインは強制的に彼女にオーラルセックスをさせて、その後レイプしたという。さらに、誰かに告げ口をした場合、彼女と彼女の家族に危害を加えると伝えたとのこと。ハーヴェイ・ワインスタインはこのテネシー州在住の女性のほか、匿名の4人から性的暴行で新たな訴訟を起こされている。
ハーヴェイ・ワインスタインは、ハリウッドの大物プロデューサーの一人として活躍。映画『英国王のスピーチ』や『恋に落ちたシェイクスピア』など数々のヒット映画を生み出すなど、業界の重鎮的存在で、アカデミー賞など各アワードで何度も賞を受賞を果たしてきた。しかし2017年10月5日、ニューヨーク・タイムズが報道した記事によって、彼が複数の女優や女性従業員に、度重なるセクハラ行為を約30年も続けてきたことが明らかに。そして、今年の3月11日、最高裁判所判事ジェームズ・バークにより、懲役23年の量刑が言い渡されていた。
有罪判決を受けた後、刑務所で新型コロナウイルスに感染したのではという報道も出ていた。現在当たらな訴訟が起こされているハーヴェイ・ワインスタイン。今後も過去の実態が暴かれていきそうだ。
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