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黒人男性ジョージ・フロイドさんを殺害事件を受け、ショーン・メンデスが長文コメントを発表 「助けを求めて泣くフロイドさんの声を聞くと心が張り裂ける思いです」

ショーン・メンデス MUSIC/ARTISTS
ショーン・メンデス

アフリカ系アメリカ人のジョージ・フロイドさんが警官に首を圧迫され殺害された事件で、シンガーソングライターのショーン・メンデス(21)が、心境をつづった長文を投稿した。

米時間5月25日(月)、ミネソタ州ミネアポリスで、ジョージ・フロイドさんが警察官のデレク・ショーヴィンに7分以上にわたり首を圧迫され、そのまま亡くなるという事件が起きた。無抵抗の被害者を拘束し、首を膝で押さえつけた警察官は、フロイドさんが「息ができない」と助けを求めたにもかかわらず、それに応じず死に至らしめた。またフロイドさんが黒人で、警官が白人であったことから、人種差別の象徴ともいえるこの事件に対し、全米各地で抗議デモが行われている。

ビヨンセリアーナジャスティン・ビーバービリー・アイリッシュなど多くのセレブたちがコメントを発表する中、歌手のショーン・メンデスも長文でコメントを発表した。

ぼくはここ何日もの間、適切な言葉を見つけようと努めてきました。胃が痛いほどです。助けを求めて泣くフロイドさんの声を聞くと、骨まで凍り付くような感覚を覚え、そして心が張り裂けます。このような不公平が起き続けていることを残念に思います。人種差別に絶えず対処し続けなければいけない人生がどんなものか想像もできません。ぼくは白人という立場として、この問題の一部であることを認識しています。

人種差別を“受け入れない”だけではなく、反人種差別主義者になるための時間が長い間待たされていたこと。多数派にいる私たち全員が、少数派の人々が苦しんでいる間、何もせずにいることはできません。全ての人が変化を要求する時がきました。これは誰もが戦う必要がある。ぼくたちは黒人の人々の声をしっかりと聞いて、広める手助けをする必要がある。彼らの葛藤を知らせ、人種差別を拒否する。人種差別がどれほど間違ったことかを知っているあなたの心の中の感情を行動に起こす時がきました。

これは私たちの未来の子供たちが住む世界ではありえません。変化の時間が延び延びになっていますし、変化が実現するまで私たちは休むことはできません。

 

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