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警官に殺害されたジョージ・フロイドさんの遺族が声明を発表&トランプ大統領を痛烈批判! 「彼は話す機会さえも与えてくれなかった」[動画あり]

ジョージ・フロイドさんの兄弟のフィロニース・フロイドさん NEWS
ジョージ・フロイドさんの兄弟のフィロニース・フロイドさん

先日、警官に首を圧迫され殺害されたジョージ・フロイドさん。そのジョージさんの遺族が声明を発表した。

現地時間時間5月25日(月)、ミネソタ州ミネアポリスで、アフリカ系アメリカ人のジョージ・フロイドさんが警察官のデレク・ショーヴィンに7分以上にわたり首を圧迫され、そのまま亡くなるという悲惨な事件が起きた。

無抵抗の被害者を拘束し、首を膝で押さえつけた警察官は、フロイドさんが「息ができない」と、ずっと助けを求めたにもかかわらず、それに応じず死に至らしめた。またフロイドさんが黒人で、警官が白人であったことから、人種差別の象徴ともいえるこの事件に対し、全米各地で「黒人の命は重要だ(#BlackLivesMatter)」の抗議デモが行われている。

そんな中、ジョージ・フロイドさんの遺族がMSNBCのインタビューに応じ、警察によるジョージさんの殺害について、明かした。

ジョージさんの兄弟のフィロニース・フロイドさんは、この事件を受け、遺族としてドナルド・トランプ米大統領に電話しようとしたという。「とてもはやかったよ。彼は私に話す機会さえ与えてくれませんでした。つらかったです。私は彼に話そうと試みたけれど、彼はずっと私を押しのけ続けていた。まるで『君が話すことは聞きたくないよ』と言わんばかりに。私は彼にこれだけは伝えました。正義が欲しいと。この時代に白昼でリンチを犯すなんて信じられないと言ったのです」と、ひどい対応を取られショックを受けたことを明らかにした。

さらにフィロニースさんは、元アメリカ副大統領のジョー・バイデン氏にも電話で話したという。「私はバイデン氏に頼んだのです。どうか、どうか私の兄弟に正義を…と。正義が必要なんです。私は自分の兄弟が他の人々のように、亡くなってシャツを着せられる姿は見たくない。誰もこんな目に遭うべきではない。黒人はそんな目に遭うべきじゃない。私たちはみんな死んでいます。黒人の命は重要なのです」と

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