アメリカの人気司会者であるジミー・ファロン(45)が、「#黒人の命は重要(BlackLivesMatter)」の活動をサポートすることを表明した。
ジミー・ファロンといえば、NBCの深夜のトーク番組「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン」の司会を務め、ハリウッドスターや大物セレブたちにインタビューをし、ゲーム企画を取り入れるなど、視聴者を楽しませる“愛されキャラ”の司会者としても知られている。
しかし、先日、ハッシュタグ「ジミー・ファロンは終わった (#jimmyfallonisoverparty)」がトレンド入り。原因は、彼が20年前に「ブラックフェイス(黒人以外の演者が黒人を演じるために施す舞台化粧)」をしてNBCに出演している動画が拡散されたことだった。これにより、ネットユーザーから猛烈批判を受けたジミー・ファロンは「弁解の余地がありません。このような不快な決断を下してしまい、申し訳ありません」と謝罪の意を表していた。
In 2000, while on SNL, I made a terrible decision to do an impersonation of Chris Rock while in blackface. There is no excuse for this.
I am very sorry for making this unquestionably offensive decision and thank all of you for holding me accountable.
— Jimmy Fallon (@jimmyfallon) May 26, 2020
そんな中、「#黒人の命は重要(BlackLivesMatter)」のプロテストが過激化し、ジミーはツイッターを通してサポートを表明。「すべての種族は、黒人ということで差別を十分に受けてきました。物事を変える必要があります。わたしたち誰もが、変化をもたらす必要があるのです」と、「#黒人の命は重要(BlackLivesMatter)」のハッシュタグを付けてメッセージを発信した。
This is not just black people protesting. All races have had enough of the abuse of black lives. Things must change. Everyone of us needs to be the change for good. #BeTheChange #BLACK_LIVES_MATTER
— Jimmy Fallon (@jimmyfallon) May 31, 2020
「#黒人の命は重要(BlackLivesMatter)」のプロテストは、アフリカ系アメリカ人のジョージ・フロイドさんの、警察に首を圧迫され亡くなった事件が発端でスタートし、暴徒化している地域もある。
現在、過激化するプロテスト。そんな中、プロテストに自ら参加するセレブや、サポートとして保釈金を寄付するセレブなども増えている。