警官に殺害されたジョージ・フロイドさんの追悼式が、アメリカの3ヵ所で執り行われることがわかった。
5月25日(月)、ミネソタ州ミネアポリスにて、アフリカ系アメリカ人のジョージ・フロイドさん(46)が、偽札使用の容疑で白人警官に手錠をかけられ、そのまま地面に押さえつけられた。
フロイドさんは無抵抗であったものの、警官は彼の首を7分以上圧迫し続け、そのまま死亡させた。これまでにも白人警官が黒人を虐待、殺害することは何度も起き、この人種差別の象徴と言える事件に世界中がショックと怒りを覚え、現在各地で抗議デモ「#BlackLivesMatter(黒人の命は重要)」が行われている。
そして今回、ジョージ・フロイドさんの追悼式がアメリカの3ヵ所で行われることが明らかになった。
最初の追悼式は6月4日(木)、ミネソタ州ミネアポリスのノースセントラル大学にて午後1時から午後3時まで。その2日後に、フロイドさんが生まれたノースカロライナの、ケープ・フィア・カンファレンスB本部にて、午前11時から午後1時まで、パブリックビューイングと共に行われ、3時から近親者の追悼式が行われるという。
そして3回目の追悼式は彼が育ったテキサス州ヒューストンで6月8日に行われ、正午から午後6時まで一般の人々が参加できる。またこの式には元アメリカ副大統領のジョー・バイデンが参列予定だ。
ホーク群の保安官は「私はホーク群の保安官として、家族の悲しみの時間に配慮し、敬意を払うため、参列を検討している方々にはフロイドさんの家族に代わってお願いしたいです」と明かし、また新型コロナウイルスの対策のためにもマスクを着用すること、そして追悼式での抗議デモは不可であることを明かした。
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