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「リバーデイル」ヴァネッサ・モーガン、人種差別を指摘し「私の報酬は他の共演者より少ない」と告発

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ヴァネッサ・モーガン

人種差別に対する批判が全米で大きくなる中、ネットフリックスの大人気ドラマ「リバーデイル」に出演する女優ヴァネッサ・モーガンが「もう黙っていられない」とある告発をした。

ヴァネッサ・モーガンは5月31日にツイッターを更新。「メディアでのアフリカ系アメリカ人の取り上げ方にはもううんざり。凶暴で危険で恐ろしい人々であるかのように描かれるのも、もううんざり。白人の主役を浅くサポートする脇役のような扱いにも、もううんざり。ダイバーシティ(多様性)の象徴として宣伝には起用されるけど、本編には出てこないのよ。ぜんぶ、メディアの仕業だわ」と声を挙げた。

ドラマ「リバーデイル」にはシーズン2から参加し、シーズン3ではアフリカ系アメリカ人唯一のレギュラーメンバーとして出演しているヴァネッサ。6月4日には“他の出演者にくらべて報酬が少ない”ことも明らかにし、物語内では「異人種のバイセクシュアルの象徴的存在として扱われている」と告発した。

またヴァネッサはファンに対して、他の共演者達は脚本制作に関わっているわけではないため、攻撃しないように呼びかけた。

この投稿に、共演者する女優リリ・ラインハートが反応。「愛してるわヴァネッサ。10000%あなたをサポートする」と投稿している。また、同ドラマ内で登場するガールズ・バンド「ジョシー&ザ・プッシーキャッツ」のメンバーであるメロディー・ジョーンズを演じたアシャ・ブロムフィールドも、「黒人に与えられる役柄は限られている」とヴァネッサの発言を擁護した。彼女は投稿したツイッター内で、「ドラマの中でプッシーキャッツがどんな風に扱われていたか。まるで背景のようにその場にいるだけ。物語にちょっと生意気な感じを出すだけの存在。ヴァネッサ、あなたを支持するわ」と語っている。

その後、番組クリエイターのロベルト・アギーレ=サカサが声明を発表し、ヴァネッサの意見を聞き入れ謝罪し、今後はヴァネッサ、そして彼女が演じるキャラクターにもっと敬意を払うとコメント。しかし、かなり抽象的で改善策の具体性にかけるとして、さらに批難の声が寄せられている。

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