人気歌手のテイラー・スウィフトがネット上で行われた卒業式に出演し、若者たちへ感動のメッセージを送った。
テイラーから卒業生へ
テイラー・スウィフトは6月7日、オンラインイベント「Dear Class of 2020」に出演。今年は新型コロナウィルス感染拡大による影響で多くの卒業式が中止に追いやられているのだが、一方で大規模なオンライン卒業式も開催され、多くの著名人が卒業生をサポートしている。
このイベントで卒業生に向け「みんなにとって思いもしない形の卒業式になってると思うけど、私はみんなにすごく共感できるよ」と話し始めたテイラー。「私が小さいころ、ハイスクールの卒業式に友達みんなと参加して、キャップとガウンを着ることに憧れてた。でも実際その時期が来た時、私はママとレンタカーでラジオのツアーをしたり、空港の床でラグを引いて座ってたんです。卒業証書は郵送で受け取った」と、歌手活動のために高校の卒業式には参加できなかったと明かした。
テイラーはそれでも、高校を卒業できたことは“誇り”だったと断言。「この経験から学んだことは、人生には“予想外のことが起こる”ということをあらかじめ予期しておいて、どっちみちそれをお祝いするべきだってこと」と、今年の卒業生にパワフルなアドバイスを送った。
彼女は最後に「みんなのことを誇りに思うし、素晴らしい時間を過ごして自分自身を誇りに思ってね」と学生に伝えた。
このイベントはテイラーの他にも、K-POPスターのBTS（防弾少年団）やビヨンセらがスピーチをし、歌手のケイティ・ペリー、クロイ x ハリー、マルマらがパフォーマンスをするという大変豪華なものとなり、多くの学生を勇気づけた。
