ドラマ「ゲットダウン」や映画『名探偵ピカチュウ』出演などで知られる俳優のジャスティス・スミス(24)が、クィア(LGBTQ、性的マイノリティー)であることを公表した。
ジャスティス・スミスは6月6日、現在大規模に行われている「Black Lives Matter(黒人の命をないがしろにするな)」のニューオリンズでのデモに参加した動画を投稿。そこで「『Black Lives Matter』『Black Queer Lives Matter(黒人クィアの命をないがしろにするな)』などのスローガンを歌った。自分自身も黒人クィアであり、人々が『Black Lives Matter』は熱意を持って言うのに、『Black Queer Lives Matter』が追加されると言葉に詰まってしまうのを見て、がっかりしました」と書き、自身もクィアであるとカミングアウト。また今回の「Black Lives Matter」に黒人クィアの声が含まれないなら、それは反黒人であることと同じだと主張した。
また現在、「クイーン・シュガー(原題) / Queen Sugar」などに出演する俳優のニコラス・アッシュと交際していることを公表したジャスティス。ニコラスに対し「君は僕のガイドラインで、本当に愛してる。戦いは終了からはほど遠いけど、この向こう側には変化が待っていると知ってる」と書いた。また一緒に歯を磨いたり、キスをするなどラブラブな写真も投稿した。
ラブラブ写真は2枚目以降
https://www.instagram.com/p/CBFCvRjhxq2/
6月は「プライド月間」となっており、これをキッカケにLGBTQをカミングアウトしたり、支援する著名人が多くいる。先日ドラマ「リバーデイル」で知られる女優のリリ・ラインハートは、バイセクシュアルを告白。「これまで一度も公に言っていませんでしたが、私は誇りを持ったバイセクシュアルの女性です。そして今日このデモ(LGBTQ+ For #BlackLivesMatter)に参加します。みんなも参加してね」と書いた。
またモデル/女優のカーラ・デルヴィーニュは先日、Varietyのインタビューにて、自身のセクシュアリティについて「私はこの先も、パンセクシャルだと思う」と明かした。パンセクシャルとは、男性、女性、また性の分類に適合しない人など、あらゆる人を愛する全性愛者。彼女は「“彼ら”であろうと、“彼女”であろうと、“彼”であろうと、私はその人と恋に落ちるの。ただそれだけ。その人を好きになる」と性別を基準に恋愛しないことを明かした。